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[日記2005年03月01日(火)に思った娯楽のこと

知りすぎた男

知りすぎた男

古い話だが、私は映画館で『ターミネーター2』を見た。

事前情報ナシだったので、ものすごーく楽しめた。

モール内で対峙するターミネーター(T800)と細身の警察官(T1000)。ターミネーターが「伏せろ」といって、ジョンを守りはじめる。警官は被弾したのに、死なない。
(なに、こいつ? 人間じゃないの?)
私は興奮しまくった。少年ジョンと同じ視点で驚き、疑問を感じ、理解し、考えて……泣いた。

これは、ちょっと自慢したい経験である。

事前情報ナシだと、よい映画を最高に楽しむことができる

その反対は……想像するとおり。
事前情報がないと期待が高まる。その状態でツマラナイ映画をみせられると、脳天が吹き飛んでしまう(写真参照)。
映画に払ったお金、時間、期待していた自分が許せなくなる。
もう……堪えられない。

そんな思いをしたくないから、事前情報を集める。
監督はだれで、主演はだれ? どんな物語で、見どころはなに?
最近は、予告編だけおもしろかったり、DVDで観た方がよい作品もある。こうした罠を回避するため、さらに多くの情報を集めていく。

だけど、事前情報に接した時点で、最高に楽しめる資格を失っているんだよね

事前情報が多ければ多いほど、映画館での感動は低くなる。
シアワセはいつも、予想外のところに発生する
この法則は、ゲームでも漫画でも、食事でも、恋愛でも、なんにでも当てはまるようだ。

そんな悩みを妻に話すと、妻はけろりと言う。

「私は悩まないよ。
 旦那さんが選んだ映画を観るだけだから。
 映画がつまらなくても、旦那さんの反応が楽しいし……」

……ここに、ズルイ人がいますよ。

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