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[日記2005年09月02日(金)に思った社会のこと

ネットゲームのランキング / 大海を知らず

ネットゲームのランキング / 大海を知らず

とあるネットゲームの話。

それなりにうまくプレイできたので、自分のランキングを見てみる。
(一、十、百、千……)
桁数もわからないほど、低い位置づけに愕然となる。
興味を覚えたので、チャンピオンの点数を調べてみる。
(一、十、百、千……)
桁数もわからないほど、めちゃめちゃ高い点数。
(どうやったら、そんなレベルに到達できるんだぁ?)
アホらしくなって、やめてしまった。

いきなり世界大会に放り出されてもうれしくない。
自分の現在位置がわかるのはいいけど、やる気は失せる。
それより《十数名の初心者グループで1位です》と表示される方が興奮する。

「よーし、次は村の大会に挑戦しちゃうぞ!
 その次は県大会、地方大会、全国大会……。
 ゆくゆくは世界大会でチャンピオンになってやるッ!」

こんな風にステージアップしていきたいよね。

《初回プレイの成績としては、最優秀です》
《最初の1分だけなら、一等賞です》
《この30分にアクセスした人の中ではチャンピオンです》
《この30分にアクセスした、初回プレイで、最初の1分間に、ボタンを押したタイミングがぴったり合っていた3人の中では1位です》

とにかく勝ちたい。
狭い範囲でもいい。井の中の蛙でけっこう!
大海を知って閉じこもるより、ずっと前向きじゃないか

身近なところで勝つ。勝てるもので勝負する。
それが私のやり方だ。

「それって全国に通じるの?」
「似たようなサービスは数十万もあるよ。」
「お客さんは3人? 6人?」

知ったことか!
まずは井の中で勝つ。大海の話は、それからだ。

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