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[日記2005年11月20日(日)に思った娯楽のこと

テレビの効果、自分の評価

テレビの効果、自分の評価

私は食べること、出歩くことが好きだ。
なので、そういう番組をよく見る。

ぜんぜん知らないタレントが、どこかの地方を旅している。名所を訪れ、温泉につかり、食事を楽しむ。いつしか家族や親子の絆も深まったり……。
本当によくある番組構成だ。

ふと、テレビから「美味しい♪」という声が聞こえてくる。
ふりむくとタレントが料理を食べている。
「へぇ、めちゃめちゃウマそうだな。どこの店だろう?」
と思って見ていると、すでに行ったことのある店だった
「な、なんだよ! この料理は食べたことあるよ~。
 そんなに美味しくなかったぞ!」
自分の評価とのギャップに衝撃を受ける。

テレビや雑誌で知った店に行くことは多い。
期待したほど美味しくなくても、妙に納得してしまう。先入観が、実際の評価を底上げしてしまうからだ
これはこれで、ハッピーな展開である。

だが、逆のパターンはつらい。
自分が食べた料理……それも「好ましくない」と評価した料理がテレビや雑誌で紹介されると、自分の信念がゆらぐ。

(う、うそだ。騒ぐほどの感動はなかった!
 でも、こうして見るとウマそうだな
 まぁ、まるで駄目ってわけじゃないし、こうして覚えているくらいだから、それなりに印象的だったわけで……つまり、美味しかったと言えなくもないような……)

ぶんぶんと頭を振る。

(テレビに影響されるな!
 彼らは、なにを食べても「うまー♪」というしかないのだ。
 あの料理はまずかった。駄目だったんだ!
 私は駄目な料理を食べたんだ!)

これはこれで、アンハッピーな展開かもしれない。

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