日記  2006年03月03日(金) に思った 哲学 のこと

禁断の味・てんねん

禁断の味・てんねん

 韓国料理を食べる会で盛り上がった話題の1つが「てんねん」。

天然(てんねん)
  1. 人の力が加えられていないこと。自然のままであること。⇔人工
  2. 本来の姿であること。生まれながらにして持っているもの。天性。

 人間はホンネと建て前を使い分ける動物である。周囲や自分を守るために、わかったフリをしたり、わかってないフリをすることがある。状況に応じて自分を変容させるスキルなくして、現代社会を生き抜くことはできない。しかし自分を偽ることで、周囲や自分をよけいに傷つけてしまうこともある。

 ところが、世の中にはそうした偽りがない(少ない)人もいる。
 そういう人たちを総称して、天然(系)と呼ぶ。

 天然(系)の人たちは天真爛漫だ。思ったことをクチにして、しかし敵を作らない。悪意がないので、悪意を返されないのだろう。
 そして、とても魅力的だ。
 その笑顔が見たくて、ついサービスしてしまう。
 つい守ってあげたくなる。

 天然(系)に遭遇すると、そうでない人たち(人工系?)はため息を漏らす。そして、いびつな自分自身を呪う。

「天然の人がうらやましい! あんな風になりたいよ!
 でも、あたしは無理!
 どんなに努力しても、天然には勝てない。
 天然は光、あたしは影よぉ~」

 その場にいた全員が、うんうんと同意する。みんな、「自分は天然ではない」と思っているらしい
 しかし……本当にそうだろうか?

  • 見知らぬオフ会にひょいっと参加する。
  • 手品やグッズを披露する。
  • スレスレの話題で盛り上がる。
  • 出会って2回目くらいで、ツッコミの応酬。
  • 自分の駄目っぷりを赤裸々に語る。

 天然か否か?
 神ならぬ身の私に、知り得ようはずもない。

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