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[日記2006年04月27日(木)に思った哲学のこと

見える/見えない

見える/見えない

町の住人が、みんなゾンビになってしまった! さぁ、どうする?

私なら、戦う!
日本刀とライフルを装備して、斬って、撃って、倒しまくる。
喰われてたまるか。ゾンビになるなんて、まっぴらゴメンだ!

ところが、戦わない人もいる。
ゾンビのふりして、一生過ごすつもりらしい
あわれことに、自分がすでにゾンビであることに気づいてない。
ゾンビたちと一緒に、あー、うー、うなっているよ。

戦うか、従うか。しかし世の中には、そのどちらでもない生き方もあるようだ。つまり、見えてない人たちだ。

空気が読めないというか、興味がないものは目に入らないというか、そもそも住人がゾンビになったことに気づいていない
だから平気で出歩けてしまう。ゾンビに囲まれても、
「ハイハイ、ごめんなさいよ。ちょっと通してくださいよ~」
と、かき分けていく。
「なんか混雑してて、疲れちゃった」
見えてないので、不快感もないようだ。

不思議なことに、ゾンビたちも襲ってこない。
逃げる相手は追いかけて、立ち向かってくる相手にはからみつくのに、自分を無視する相手には手が出せないらしい
そんな隠しルールがあるとは知らなかった。
(空気が読めないことは、1つのアドバンテージなんだなぁ)
と感心した次第である。

しかしその人はこう言う。
「空気が読めてないのはどっち?」

──どういう意味だろう?

もしかして……私が倒していた相手は……。

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