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[日記2007年07月12日(木)に思った経済のこと

先が見えちゃう人たち

先が見えちゃう人たち

取引先に、いっつも喫煙所でタバコを吸ってる人がいる。

よっぽどヒマなのか、たまたま一服しているところを目撃しているのか?
朝も、昼も、夜も……
晴れの日も、雨の日も、雪の日も……
いつも同じ場所でタバコを吸っている。

私は彼を、新入社員のころから知っている。
当時、私は起業しておらず、この会社の一員として、彼とともに働いていた。喫煙所でいっしょにタバコを吸いながら、仕事の愚痴をこぼしあったっけ。

──あれから10年。
彼は相変わらず、喫煙所でタバコを吸っている。
タバコを吸いながら話す相手は、数年ごとに変わっているけどね。

久しぶりに話しかけてみたが……共通の話題がない。
なんとか見つけたネタも、ずいぶん前に話したものだった。なので彼の返答も変わらない。

 仕事はたいへんだ。
 上司は馬鹿ばっかり。
 後輩が入ってこない。
 この会社はあぶない。
 転職したいが、できない。

なんだか10年後も、彼はここでタバコを吸っているような気がしてきた。
想像力をフル回転させても、彼が劇的に変化する未来を思い描けない。途中、結婚や離婚はあるかもしれないが、本質的には変わらないだろう。

喫煙所を立ち去りながら、ふと思う。

──では、自分はどうだろう?

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