[Edit]
[日記2007年09月03日(月)に思った生活のこと

N氏の割り切り

N氏の割り切り

「えぇ~! そんなことに悩んでんの?」とN氏は笑う。

イスの脚を切る話ね。
クライアントから、クライアント自身の不利益となる作業を依頼されたらどうするか? 私は思いとどまるよう説得するのだが、うまくいかずに悩んでいた。

しかしN氏は悩まない。
「ハイハイ♪」といって切ってしまう。当然、クライアントはすっころぶ。するとN氏は駆け寄って、手助けする。

「だ、大丈夫ですか!
 おけがはありませんでしたか?
 まさか転んでしまうとは思いも寄りませんでしたね。
 ところで、このイス、どうします?
 元に戻しますか? お金かかりますけど...」

こういってN氏は、切るときと修理するときで2回、儲けてしまう
実際には、切る(無茶な仕様での開発する)ときは、どうせ壊れるとわかっているので手を抜いている。そして修理する(もとの状態に戻す)ときは、バックアップから復元するだけ。

つまり、クライアントの言いなりに作業した方が儲かるってわけだ。

「ヒラさんは考えすぎなんだよ」とN氏は言う。

「クライアントはね、馬鹿なんだ。
 馬鹿だから、仕事を発注してるんだ
 あの人たちが賢かったら、ぼくらの仕事は減っちゃうよ。
 クライアントに理性を期待するのはやめた方がいい。
 自分の首を絞めることになるよ」

あまりにも説得力があるので、私は言い返せなかった。

注:N氏とは

N氏は私の友人で、プログラマで、経営者でもある。同じ取引先に出入りしているので、よく飯を食いに行ったりしている。

Share

Next