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[日記2008年03月11日(火)に思った経済のこと

働くか、死ぬか

働くか、死ぬか

 攻殻機動隊Sac 2nd Gigの主題歌『Rise』に、こんな一節がある。

We are soldiers, stand or die.
おれたちは兵士。立てないものは死ぬ。

 兵士が生きる厳しい世界がうかがい知れるが、こんな風にも言い換えられる。

We are salarymen, work or die.
おれたちはサラリーマン。働けないものは死ぬ。

 うーん、言いえて妙だ。働けるうちは、どんな社会になっても生きていける。しかし働けなくなると、あとは搾取されるだけ。そこに生はない。

 サラリーマンもソルジャーも、「塩」を語源にした言葉。古代ローマの兵士(歩兵)は、当時は貴重品だった塩(sol)のために戦った。時代は変わったけど、兵士(サラリーマン)の戦いは終わっていないようだ。

 電車の中吊りで、『65歳定年になったけど、まだまだやれるゾー』という広告を見かけた。この人は「もう働けませーん」というまで、会社に行く気だろうか。「働きたい」=「労働力」とあるが、「働くしかない」=「安価な労働力」のまちがいではないか?
 物価が上がって、税金が上がれば、貯金だけじゃ食っていけない。ドルが暴落して、株価が下がれば、ほとんどすべての投資は縮小する。こんな世の中で、どんな人生設計が老後を安泰にできるっていうんだ? 働き続けることだけが、唯一の正解に思える。

 働くか、死ぬか?

 今はまだいい。だがいつか、私も自分の足で立てなくなる。
 そんな状態にならないよう、投資の本を読むのではなく、Wii FITで身体を鍛えたほうがいいようだ。

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