日記  2008年05月22日(木) に思った 哲学 のこと

犬のキモチはわからない

犬のキモチはわからない

駅で、犬を連れた女性を見かけた。

オレンジ色のバックから犬の顔がのぞいているので、びっくりしたよ。なるほど、こうやって犬を電車に乗せるのか。犬はきょろきょろと周囲を見ているが、吠えたり鳴くわけではない。よく躾けられている。

専用カバンを持っているくらいだから、頻繁に"お出かけ"してるんだろうな。引越や病院に行くわけではないだろう。狭いカバンに押し込められ、持ち運ばれるのはつらいだろう。動物虐待と言えなくもない。

……と考えるのは人間の傲慢かもね。
"お出かけ"しないなら、犬は首輪でつながれているか、家の中に閉じこめられているだけだ。自分の足で歩けないのはつらいけど、外の世界から刺激を受けて、ご主人様と過ごす時間が増えた方がいい。つらい移動の先に楽しみがあるとわかっているから、犬は黙って身を預けているのだ。

……と考えるのも人間の傲慢かもね。
どのみち犬のキモチはわからないのだから。

そこまで考えたとき、私が乗る電車がやってきた。
犬(を連れた女性)は、逆方向の電車を待っているようだ。
私は心の中で、犬にわかれを告げた。

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