日記  2008年06月24日(火) に思った 社会 のこと

制限付き無礼講

制限付き無礼講

先輩からこんな話を聞いた。

先輩が入社したばかりのころ、支店全体で飲み会が行われた。
そこで支店長は陽気に宣言した。
「今夜は無礼講だ。上下関係ナシで楽しもーう!」

すると若い社員が手を挙げた。
「それじゃ、言わせていただきますが、この会社は間違っていると思います」

空気をぶち壊す発言に、支店長が切れた。
「きみ! 無礼講でも言っていいことと悪いことがあるぞッ!」

怒りの矛先は係長に向けられた。係長は「部下の監督不行届」で厳重注意され、昇進の道が閉ざされたという。

先輩はその様子を、その他大勢として、黙って見ていたという。

「その話の教訓はなんです?」
話を聞き終えて、私は先輩に尋ねた。先輩は4つ挙げた。

  • 無礼講に制限付きにした支店長は横暴だ
    →しかしこのムラ社会では神様だから、逆らっても仕方がない。
  • 無礼講を真に受けた若い社員はとても迷惑だ
    →広い意味では正しいかもしれないが、それじゃ会社員はやっていけない。
  • 部下の落ち度で詰め腹を切らされる係長はつらいよ
    →中間管理職は、責任をとるためにいる。
  • 無礼講を信じず、なにも発言しなかったその他大勢は賢い
    →会社に無礼講など、あるわけがない。

その場は納得したけど、あとになって気になりはじめた。
この話には、もっと重大な教訓が隠されているような気がする。

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