日記  2008年10月01日(水) に思った 経済 のこと

こんにゃくゼリーをめぐるズレた論点

こんにゃくゼリーをめぐるズレた論点

GIGAZINEに興味深い記事が載っていた。

「こんにゃく入りゼリー」よりものどに詰まって死亡した件数が多い危険な食べ物ベスト10 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081001_chissoku/

こんにゃくゼリーによる幼児の窒息死亡事故が発表されたことで、「こんにゃくゼリーは危険だ!」と訴える人たちへの反証を取り上げている。読んでみると、そのとおり。漠然と思っていたことに論拠を出してくれたので、とても納得できた。お子さんを亡くしたご両親は気の毒ですが、食べさせてはいけない食品を、食べさせてはいけない子どもに与えたことが原因でしょう。

主婦連合会事務局長・佐野真理子さんいわく、「そもそも高齢者や子どもが食べてはいけないお菓子が流通していること自体おかしい」とのこと。言い換えると、「窒息しやすい赤ん坊に、うっかり冷凍させた蒟蒻畑を食べさせるような母親は、袋の注意書きを読むはずもなく、ゆえに市場に流通させたメーカーの責任」となる。これはもう撤去する以外に防ぎようがない。この調子で、窒息の可能性がある食品を撤去していったら、なんにも残らない。

まじめに対策を考えてみる。赤ん坊が勝手に食べたのではなく、母親が与えたわけだから、年齢認証は意味がない。どんなに注意書きを大きくしても、注意力のない人は読まない。となれば、注意に同意しないと開封できない仕組みにするしかないが、開封後の食品を食べて事故が起こるかもしれない。形状や大きさを変えたところで、冷凍させたり、まとめて食べれば危険だ。乾燥させたり、レンジにチンする人もいるかもしれない。
どんな人が、どんな食べ方をしても安全な食品なんて、あり得るんだろうか...。

もっとも有効な対策は、全国の母親に「赤ん坊の食事に関する注意」を周知することだ。そうすれば、こんにゃくゼリーだけでなく、食事や誤飲による事故も防げるだろう。それでは駄目なのかな? 蒟蒻畑を発売禁止にしないと解決しないのだろうか?

悲劇を繰り返してはならないが、矛先が間違っているように思う。

注意:
主婦連合会は消費者団体であり、育児に関する周知をする組織ではありません。

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