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[日記2008年10月30日(木)に思った科技のこと

検閲すれば、馬鹿が増えそう

検閲すれば、馬鹿が増えそう

米Microsoftが、音声データを自動的に検閲して、不適切な言葉を聞こえなくする技術の特許を取得したらしい。

生放送であっても、放送禁止用語のオンエアを防げるわけか。どえらい話じゃ。こうなると誰が、どんな言葉を、どうして検閲するのか気になる。

放送禁止用語は自主規制なので、「放送禁止用語リスト」というものはない。
また時代によっても変化するので、昔はOKでも、現在はNGな言葉もある。そのため古い映画やアニメでセリフが消されたり、シーンがカットされたり、あるいは放送禁止にされた。
つまり著作人格権より自主規制の方が強いと言うわけだ。

Wikipediaによると、80年代後半から90年代初頭にかけては表現の規制が強かったそうだ。
たとえば「時計が狂っていた」というセリフを消音したり、子どもが「唖(おし)の振りをしていた」を「緘黙児(かんもくじ)の―」と修正したり、『四つのお願い』というタイトルが4本指を連想させるので放送禁止にしたり......。
これらの言葉を規制することで、なにが守られたのだろう?

本題に戻ろう──。
プログラムが検閲するには、どうしたってリストがいる。しかし人間が検閲するときでさえ微妙な事例が多いのに、それをプログラム用に定義するのは大変そうだ。

まぁ、そのリストができたとしよう。
すると今度は出演者が頭を使わなくなるだろう。人間の判断があればこそ、出演者は表現に気を使っていたわけで、それが機械的に除去されるなら、言いたいことを言える。それで問題が起きたら、出演者を教育するより、プログラムを見直すべきと思うだろうな。
これでは、なんのために放送禁止用語があるのかわからない。

まぁ、新しい技術を警戒してもはじまらない。
なるようになるだろう。

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