日記  2008年12月23日(火) に思った 政治 のこと

無差別救済

無差別救済

なにやら無保険問題救済法案が通ってしまった。

親が保険料を滞納している「無保険の子ども」にも、保険証が交付されるという。
「救済」と言えば聞こえがいいが、まじめに保険料を払っている親は馬鹿らしくなる。後期高齢者医療制度で負担軽減を図っていたのに、どうなってんだ?

テレビのお涙ちょうだい報道が、功を奏したようだ。
「3,000円しかないので、病院に行けません!」と訴える親は、本当に保険料を払えないのか、払う気がないのか。テレビに映された暮らしぶりを見るに、それほど困窮しているとは思わない。「保険料を払うお金はありません! 携帯は買い換えたばかりですけど♪」といった人まで救うのは、どうかと思う。

最近、情に訴える報道が多すぎる。
仕事を失った、家がない、労働条件が厳しい、日本国籍がとれない...。個々の事案は、そりゃかわいそうだけど、そうなった経緯や付帯する問題を切り捨てて報道するのはおかしい。なにか、別の目的があるのではと勘ぐってしまう。

しかも、それで政治が動いてしまうのも恐ろしい。
自民党も民主党も、国民の人気取りに必死だから、耳障りのいいことばかり言う。「救済」という名のバラマキでなにが解決するというのか。無差別救済は、社会を崩壊させるよ。

「怒り」と「悲しみ」は、冷静な判断力を麻痺させる。
反対意見を言おうものなら、「人の心がないの?」と追求されかねない。

「怒り」と「悲しみ」をあおる話は、つとめて冷静に聞くことにしよう。

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