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[日記2008年12月29日(月)に思った経済のこと

モーダルシフトの夢

モーダルシフトの夢

鉄道の旅を計画するのは、意外に難しい。

「新潟・佐渡の旅」を考えていたのだが、ムーンライトえちごが3月のダイヤ改正で臨時列車に格下げされることがわかって、根底からひっくり返ってしまった。まったくもう!

私はもっぱら自動車で旅をする。
自動車は便利だけど、長距離・長時間を運転するのはつらい。歳をとって、運転でヒヤリとすることも増えたから、寝てても運んでくれる鉄道の旅に切り替えたい。
しかし鉄道は、けっこう高いんだよね。新幹線なんて、馬鹿みたいに高い。高すぎる。
コストを抑えるため夜行列車や割引を組み込むと、条件が厳しくて四苦八苦する。しだいに面倒になって、自動車で出掛けてしまうのだ。

環境のためには、モーダルシフト(modal shift)を推進すべきだろう。
人や貨物を輸送するなら、飛行機や自動車より鉄道の方がエネルギー効率がよいのは自明の理である。しかし現実は、乗り換えや時間調整のロス、最終目的地に届かないことから、鉄道はもっとも利用されていない。
夜行列車は夜行バスに、貨物列車はトラック輸送に負けている。利用が減ったことで、鉄道インフラはどんどん縮小している。壊滅的だ。

最近は原油価格高騰から、自動車から鉄道へのシフトが進んだ。
都市部はそれでいいが、鉄道や船舶が縮小した地方は、自動車からのシフト先がない。そのため高いお金を払ってCO2を排出し、交通渋滞や事故を増やしている。また過疎化に拍車をかけている。
そんな状況なのに、政治家が話題にするのは、「道路の維持」ばかりだ。

鉄道はもっとがんばってほしいな。

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