日記  2009年03月04日(水) に思った 経済 のこと

アメリカ人、ばかなの?

アメリカ人、ばかなの?

昨夜テレビで、急増するリボ払いの特集を見た。

リボ払い(リボルビング払い)とは、クレジットカードの返済方法の1つ。買い物をした額や件数によらず、毎月の支払いを定額にして残高を減らしていく。分割払いに比べ月々の負担は小さいが、利息が付くため返済額は多くなる。また借金している意識が薄らぐため、知らず知らずのうちに借入を増やしてしまい、多重債務に陥りやすい

アメリカの事例が紹介されていた。
ある女性は、ポイント欲しさにクレジットカードを使いまくっていたら、旦那の失業で毎月の支払いが滞り、ふくれあがった負債で自己破産せざるを得なくなったと言う。あわれに思っが、聞けば家賃や光熱費までリボ払いしていたという。
そんな馬鹿な? そりゃ破産して当然だよ!

リボ払いの支払額はわずかだが、そこから手数料や年利がひかれるので、実際の元金返済額はもっと小さい(元金が減らない)。家賃のように借入が累積するものをリボ払いにすれば、雪だるま式に負債がふくれあがるのは当たり前だ。
リボ払いとは、つまるところ奴隷契約のようなもの。暮らしに困窮したわけでもないのに、考えが甘すぎる。

クレジットカード会社もひどい。手段が悪辣なだけでなく、顧客をつぶしてどうする? ばかにじゃぶじゃぶお金を貸せば、貸し倒れになって、クレジットカード会社も逼迫するだろう。実際、そうなってるし。根こそぎ奪わず、共存の道を選んでいれば、こんな大問題にはならなかったのに。
それがわかっていて、なぜ貸したのか? あるいは、わかっていなかったのか?

話はニュースから逸れるが、友人の話によると、一般的なアメリカ人は驚くほど楽観的(=ばか)らしい。
「給料は右肩あがりに増えていく。いつかビッグな臨時収入があるさ」と、根拠もなく信じている。また不利な契約を押しつける営業マンも、「この契約で彼が破産しても、政府がなんとかしてくれる。あるいは神が救済してくれるだろう」と考え、自己の責任を無視してしまうとか。
だから従業員は返せない借金を抱えてしまうし、経営者は倒産直前でも莫大なボーナスをもらってしまう。友人の個人的見解と思っていたが、ここ最近の金融危機関連のニュースを見ていると、あんがい正鵠を射ているかもしれない。

話をニュースに戻すと、そのリボ払いの利用者が日本でも増えている。不況で毎月の支払額を減らしたい気持ちはわかるが、リボ払いは駄目だろう。

「日本人、ばかなの?」
と言われてしまいそうだ。

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