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[日記2009年03月15日(日)に思った娯楽のこと

アニメの短期化、そして...

アニメの短期化、そして...

漫画が長期化する一方で、アニメはぐんと短くなった。

たいてい1クール(12~13話)で終了する。人気作品でも2クール(24~25話)くらい。4クール(52話)以上の「大河アニメ」はめっきり減った。アニメの本数は増えたけど、どれも小粒になってしまった感じだ。
声優やクリエイターとの長期契約が難しくなったのか? あるいは視聴者が長いアニメに耐えられなくなったのか? 理由はわからないけど、漫画の長期化とは対照的な傾向だ。

私は短編が好きなので、短期化は歓迎するところだ。テーマも際だつし、集中力も途切れない。DVDを買いそろえる負担も少ない。「もっと見たい」と惜しまれつつ終わるのが華かもしれない。

しかし短けりゃいいってわけじゃない
出だしは盛り上がるものの、中盤は迷走し、強引に終わってしまう作品が増えた(ように思う)。登場人物を増やして、関係を複雑にしていった結果、収拾がつかなくなったようにしか見えない。話数が短いことは最初からわかっていたはずなのに。

昔のアニメは、制作話数が見えないまま作っていたらしい。
たとえば『銀河漂流バイファム』は、2クールの予定でスタートしたが、4クールに延長され、やっぱり2クールで打ち切りと通告されたが、結局3クール(43話)で終了となった。アニメの中だけでなく、制作者も漂流した作品だった。
『THE ビッグオー』は2クール分のアイデアを詰め込んだのに、1クールに短縮され、伏線を回収できずに終了した。しかし放映後に人気が出たので、続編を作ることになり、原作者が困惑したと言う。クリエイターの悲喜こもごもである。

長いにせよ短いにせよ、近ごろは計画的に制作しているはず。そのわりに、構成にまとまりがない。原作が連載中だったりすると、さらに唐突な終わり方をする。きちんと終わらせるつもりなどなく、「みんなが応援してくれたら、もっと作れるよ~♪」と言っているみたい。
こうなると、打ち切りよりタチが悪い。

きれいに終わってしまうと続編や外伝を作りにくいので、不完全燃焼の方が商業的にオトクなのかもしれない
これまた困った傾向だなぁと思う。

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