日記  2009年04月28日(火) に思った 科技 のこと

プログラマの35歳定年説

プログラマの35歳定年説

先日の「プログラマの三大美徳」に続き、もう1つプログラマに関する俗説を紹介する。

プログラマ35歳定年説
プログラミングの仕事は過酷なので、若いうちしかできない。能力的にも賃金的にも、30~35歳前後がピークとなる。それを超えたらより単価の高いシステムエンジニアや営業に転向しなければならない。

プログラミングの仕事が過酷なのは事実だろう。
とにかく技術の進歩が早いので、陳腐化も早い。10年経験を積んだ熟練者より、新しい技術を覚えた新人の方が使えることもある。
つねに優秀であるためには、つねに最新技術を習得しつづけなければならない。左官や大工のように、覚えた技術で一生喰っていける世界ではないのだ。

多くのプログラマは、新しい技術を身につけることで社会に割り込んできた。なので歳をとったプログラマは、かつて自分がそうしたように、新米に追い落とされる恐れがある。いまも現場に踏みとどまっていられるのは、少子化と不況のおかげかもしれない。

そして優秀なプログラマは、「プログラマの三大美徳」を極めているため、サラリーマンの流儀になじめない。なじんでしまえば、プログラマの有能さを失ってしまうが、まぁ、サラリーマンとしては食べていけるだろう。
すると、歳をとったプログラマの行く末は3つ。

  1. 三大美徳を捨て、俗人になる(プログラマとしては終了)
  2. 別の仕事に転職する(IT業界流出組)
  3. 去る

3は完全引退。30代までに大仕事を成し遂げるプログラマは多い。逆に、50代で大仕事を成し遂げるプログラマっているのかな? 仮に大仕事を成し遂げたとしても、手柄は営業やシステムエンジニアがもっていってしまうから、プログラマが巨万の富を得るのは難しいように思う。

現在、「プログラマ35歳定年説」は否定されている。歳をとっても有能で、かつ高給取りのプログラマが(まれに)存在するからだ。まぁ、そんなレアケースに希望を抱くプログラマがどれほどいるかは疑問だが...。

私はプログラマではないが、1つだけわかったことがある。
「仕事ができる」ことを存在意義にすると、歳をとったときにツライね。

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