日記  2009年08月08日(土) に思った 娯楽 のこと

[ドラマ] X-FILES / 宇宙人を追いかける宇宙人

[ドラマ] X-FILES / 宇宙人を追いかける宇宙人

『X-FILES』のDVD-BOX──全9章・201話をついに見終えた。

友人に推薦されて、レンタルビデオ屋から『X-FILES』を借りてきたのが1995年(24歳)。気に入って、ずっとフォローしてきたが、レンタルビデオ屋の会員証が失効したことで中断。やがてDVD-BOXが発売されたので、即買い。久々に見るシーズン1は最高だった。
こうしてDVD-BOXを集めはじめたが、シーズン5あたりからつまらなくなってきた。買うのを止めようか悩んだが、シリーズ途中で終わらせることに抵抗があって、そのまま最終章(シーズン9)まで買いそろえた。
長らく封も切らずに放置していたが、これじゃイカンと思い、毎晩少しずつ消化してきたわけだが......終盤はつらかった。画面を見ていても、ストーリーが頭に入ってこない。油断すると、どのエピソードを見たかわからなくなる。そのくらいクオリティが下がっていた。

なぜ駄目になったのか──?
それはモルダーとスカリーに共感できなくなったからだ。超常現象に接しすぎたせいで、彼らそのものが超常現象になってしまった。事件より捜査官が不可解では、ドラマに集中できるはずもない。その点、シーズン8から登場する常識人・ドゲットはありがたかった。気がつくと、ドゲット以外に共感できるキャラがおらず、みんな宇宙人に見えてしまった。

まぁ、9年もやっていれば、ダレるのは仕方ない。シリーズ延命のため、さまざまなテコ入れが行われた。Xファイル課の閉鎖、Xファイルの焼失、新キャラ投入、モルダーの自殺、誘拐、失踪など...。しかしモルダーとスカリーを完全交代させることはできなかった。シーズン4あたりで主要キャラを刷新していれば、『X-FILES』はもっと長生きできたと思う。

『X-FILES』の魅力の1つは、その後味の悪さだった。事件の謎が明かされないまま、エピソードが終了する。「自分の判断は正しかったのか?」「ひょっとして別の解釈があったのでは?」と考えさせる余韻がたまらない。
しかし中途半端なラストが好きなわけじゃない。回を重ねるにつれ、ストーリーの妙は失われ、残酷シーンや荒唐無稽なモンスターばかり増えていく。なんだかなぁって思うよね。

「Xファイル」の設定は素晴らしかった。

科学が発達した現代においても、不可解な事件(Paranormal Activity)は発生している。UFOや超能力、幽霊、怪物など......。FBIは、そうした事件の書類に「X」のナンバーを与え、ひそかに保管している。それがXファイルである。
Xファイルには、「科学的でない」と無視された被害者の苦しみ、捜査官の無念が込められており、新たな視点による再検証を待っている。

1993年からはじまったシリーズはいったん幕を閉じるが、いつかふたたび新シリーズが作られるだろう。

追記1

と思っていたら、劇場版「Xファイル 真実を求めて(2007)」が制作されていた。まだ見てないけど、モルダーとスカリーの話らしい。うーん。

追記2

見たけど、ダメだった。Xファイルの物語を見たいんだっ!

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