日記  2009年08月31日(月) に思った 政治 のこと

圧勝はいかんよ

圧勝はいかんよ

朝、テレビをつけると民主党の「圧勝」が報道されていた。

第44回 - 自296、民113、公31、共9、社7、国4、無・他20
第45回 - 自119、民308、公21、共9、社7、国3、無・他13

民主党は戦後最大の議席数を獲得した。議席が余って、ほかの政党にまわすくらいの大勝利である。どうやら、ネット世論は選挙に影響しないらしい。

政権交代は時代の趨勢と思っていたが、圧勝はいかん。
圧勝すると、おかしな法案が通りやすくなる。衆院優先の法律があるから、参議院も無視できる。つまり自民党がやってきたことだ。自民党の敗因は、前選挙で圧勝したことだと思う。なので民主党も、自民党と同じ展開になるのではないかと危惧している。

とはいえ民主党が圧勝したことで、自民党の古い政治家を一掃できた。
自民党には、かつての首相経験者のような、ただ議席を埋めるだけの政治家が多かった。ネームバリューがあっても、活躍しない政治家はいらない。今回の惨敗で不要な政治家を排除し、残った政治家に喝を入れることができたと思えば、悪いことばかりではない。

さぁて、これから日本はどうなるんだろう?
私は、日本に二大政党制は合わないと思う。言い換えるなら、どこかの政党が圧勝するような状態は好ましくない。圧勝は怠慢と独裁を生みやすいからだ。
各政党が拮抗し、互いに配慮し、調整し、根回しして決めていく政治風土が、誤った選択を回避できる。もちろん時間はかかるし、癒着構造を生みやすいのは事実だが……。

『銀河英雄伝説』のラインハルトのような、優秀な独裁者は大歓迎だが、そんな人物はそうそう出てこないし、出てきたあとが怖いからね。

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