日記  2009年09月06日(日) に思った 娯楽 のこと

[特撮] 仮面ライダーディケイド / 裏切りの最終回

[特撮] 仮面ライダーディケイド / 裏切りの最終回

 これがもっとも迷惑な最終回なのだぁ~~~~!

 『仮面ライダーディケイド』の最終回は、最終回じゃなかった。
 ラスト5分で、これまでの旅路が根本的に否定され、芽生えはじめた友情も失う超展開で終わってしまった。「つづきは12月の劇場版で」と言うことらしいが、最終回で「つづく」はないだろう! 劇場版をやるのはいいけど、テレビはテレビで完結させてほしかった。

 『ディケイド』は全31話と短いわりに、話がどんどん広がっていき、ちゃんとまとまるのか(すべての謎が明かされるのか)、誰もが不安に思っていた。『機動戦士ガンダム00』のような無茶な最終回も覚悟していたが、突き出されたそれは、制作者による意図的な打ち切りだった。

 つまり、まとめようとしてまとまらなかったのではなく、最初からまとめる気はなかったのだ。まとめる気がなかったからこそ、終盤になっても物語を拡張できたわけか。くそー! これは打ち切りじゃなくて、裏切りだ。「つづきは劇場で」ではなく、「つづきは有料で」と言われているようで、腹が立つ。

 過去にも、最終回を劇場版や別メディアで描いた作品はある。『伝説巨神イデオン』は視聴率低迷によって打ち切られたが、熱心なファンの支持によって劇場版が制作された。『蒼き流星SPTレイズナー』も玩具販売不振で打ち切られたが、のちにOVAで補完されている。悪名高き『エヴァンゲリオン』は、制作者の発狂によってまとめきれなかった。いずれも、テレビはテレビで完結させる努力があった。
 ひきかえ『ディケイド』は人気も予算もあって、かなりの裁量が許されていたはず。計算づくで投げているので、より悪質と言える

 物語は、完結してこそ意味がある。『ディケイド』はずっと楽しく見てきたので、今はショックが大きい。こんな最終回を見るために、旅してきたわけじゃなーい。島本和彦の漫画にもあったけど、最終回だけ駄目な作品が増えたような気がする。

関連:

コメント (Facebook)

思考回廊 日記
[特撮] 仮面ライダーディケイド / 裏切りの最終回