日記  2009年09月18日(金) に思った 社会 のこと

再起してはならない罪

再起してはならない罪

行く先々で、酒井法子の話題をふられる。

「ショックだったよねぇ」「どうなるんだろうねぇ」と言われても、返事に困る。
ぶっちゃけ、私は酒井法子をよく知らない。特別に知らないわけじゃなく、芸能界全般に興味がないからだ。私が知っている酒井法子は

  1. 『トップをねらえ!』の主題歌を歌っていた人
  2. 『聖闘士星矢』で老師やデスマスクに変な言葉を使わせた人

である。いま調べてみたら、私と誕生日が10日しかちがわない。へぇ。

その程度の知識しかないから、失踪(逃走)から逮捕、拘留、保釈までのニュースは、事実そのものより、反響の大きさに驚かされる。こんなに注目されるアイドルだったのか。

で、保釈後の記者会見の様子を見たよ。
模範解答のような内容だった。引退宣言はなく、なんとなく再起しそうな雰囲気。まぁ、これだけ注目されるブランドを、芸能界が放っておくはずもないか。思えば、保釈日がきのうになったのも、政権交代ニュースとかぶらないように配慮したのだろう。

何年かすると「覚せい剤の苦しみを乗り越えた人物」として、ふつうに脚光を浴びているかもしれない。

覚せい剤の使用は、「被害者なき犯罪」だ。
社会的影響をのぞけば、自分で自分を傷つけただけのこと。こっそりやって、こっそり自滅するなら、罪に問わなくてもいいと思っている。
例)シャーロック・ホームズ

しかし再起となると、話は別だ。
「覚せい剤やっても、リカバリーできる」「へいき、のりピーだって克服できたから」というメッセージを送りかねない。実際はどうあれ、「覚せい剤を使ったら、人生オシマイ」というイメージが、氾濫を抑止していたのだから。

私は酒井法子のファンやアンチではないが、再起させるのは社会的によくない影響を与えると思う。たとえ健康に問題がなく、本人が再起を望み、ファンが求め、莫大な利益が見込まれるとしても……モラルで判断してほしいのだが……無理かなぁ。
「被害者なき犯罪」より、「被害者はいるけど罪に問われない行為」の方が、タチが悪い。

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