日記  2009年11月01日(日) に思った 科技 のこと

Wii日記(14) Wiiの間はテレビの代わりになるか?

Wii日記(14) Wiiの間はテレビの代わりになるか?

「Wiiの間」チャンネルを追加してみた。

5月にスタートした動画配信サービスで、任天堂と電通が共同運営している。実家はWiiをネット接続してなかったので、気づかなかったようだ。

起動すると、どっかのマンションの居間(Wiiの間)があらわれ、登録したMiiがくつろいでいる。寝っ転がったり、掃除をしたり。窓から見える風景は実時間と同期し、昼や夜、季節によって変化する。ほどなく客(コンシェルジュMii)がやってきて、数分程度の動画を薦められる。見終えると3段階評価(○△×)して、「会社の間」──つまりスポンサーサイトに移動する。ここでCM動画を見たり、アンケートに答えたりして、飽きたらWiiの間に帰る。この繰り返し。

『トロステーション』のパクリだと指摘する人もいるが、あいにく私は知らないので、新鮮な驚きがあった。しかし気になる点も多い。

Wiiの間について

家族のMiiがちゃぶ台を囲む絵はいいね。ひとり暮らし中の息子や、亡くなった祖父がそろうと感慨深いだろう。しかしいかんせん、やることがない。Miiを操作させろとは言わないが、『バルビレッジ』のように調度品や壁紙を変えられるとおもしろいのに。たとえば冷蔵庫のサイズやカラーを選べたら、いい市場調査になるのではないか?

強制の功罪

客は頻繁に訪れるが、拒否できない。勝手に上がり込んでくるので、イライラすることもある。また動画を見たあとの3段階評価と会社の間への移動も強制だ(初回のみ)。「つづきはWebで」が自動化されているようなもの。まぁ、無料番組だから、ある程度の不自由は許容するが、うざいときもある。
会社の間もこぎれいに作られているが、もう少し魅力がほしい。ゲーム性のある商品紹介や、ダイレクトにクーポン券などを配布すれば、視聴率も上がると思う。

動画が少ない

Wiiの間はテレビとちがって、見たいときに見たい番組を見られる。しかし現時点ではコンテンツが少なすぎて、自由を満喫できない。それにYouTubeやニコニコ動画を知っている人には、教科書的な内容は物足りないだろう。
まぁ、自然科学や文化、料理などのネタは陳腐化しないので、塵が積もるのを待とう。

テレビの代わりになるか?

可能性は秘めているが、ぜんぜん足りてない。コンテンツの量だけでなく、視聴するための手順は煩雑だし、連続再生できないのも弱い。スタートからまだ半年だけど、早く盛り上げないと多くの人が飽きちゃいそうだ。
毎日起動して、なにげなくチェックしてもらうためには、ニュースや天気との統合は不可欠だ。さらに可能なら、テレビ放送やインターネットも取り込んでほしい(権利的に難しい?)。
やりたいことはわかるが、独力・独立系で頭角を現すのは大変だと思う。

Wiiの間は、新しい広告の在り方を模索しているが、そのアプローチは使い古されたもので、手間と時間がかかる。飽きられる前に一足飛びの進化ができるかどうか、今後の展開に期待だ。

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