日記  2010年02月07日(日) に思った 科技 のこと

iPhoneはオススメですか?

iPhoneはオススメですか?

「iPhoneって、いいですか?」

以前、うちで働いていた女の子が、Google Talkで話しかけてきた。iPhoneへの乗り換えを検討しているらしい。実際に使うのは彼女ではなく、旦那だって。
こーゆーとき、なんと答えればいいだろう。

「iPhoneは料金が安いですよね?」
──いや、安くない。
私もあまり詳しくないが、料金だけ比較すればDoCoMoの方が安いんじゃないかな。安さのためにiPhoneに乗り換えるのはまちがっている。通話のため、iPhoneとは別にDoCoMoと契約している友人もいるくらいだ。それにiPhoneを買うと、コネクタやドック、保護ケースなども必要になることも忘れてはならない。

「携帯できるPCみたいなものですか?」
──iPhoneはiPhoneであって、ケータイでもPCでもない。
私がiPhoneを重宝するのは、旅先で地図や情報を得るときだが、もっとも長く使っているのは布団の中だ。ネットブックに近いけど、ネットブックほどの機能はないし、必要ない。携帯できるPCがほしいなら、3月に発売されるiPadを買えばいい。

「アプリで、いろんなことができるんですよね?」
──そうだけど、そうでもない。
iPhoneに、"いろんなことができるアプリ"は存在せず、小さな単機能アプリを組み合わせて使う。そのアプリもいろんなサービスを組み合わせているので、いろんなアイデアが生まれている。日々、新しいアプリ(アイデア)が投入されるのは、世界中の人々がiPhoneの使い方を模索しているからに他ならない。

「それじゃ、不完全なツールなんですか?」
──だが、それがいい。
完成した高機能アプリがないから、必要な好みに応じて使い分けられる。そのためには、情報収集のアンテナを高く伸ばさなければならない。「使い方は人それぞれ」ではなく、「その時期に発表されているアプリに左右される」からだ。
そうした変化を楽しめない人には、がっかりなツールになるだろう。彼女の旦那は会ったことはあるけど、デジタルに熱心かどうかは知らない。

「iPhoneはオススメですか?」
──うーん。
私がiPhoneを買うときも、iPhoneユーザーに意見を求めた。しかしたとえばイワヲ氏は、iPhoneのおもしろさを熱心に語るのに、「オススメだよ」とは言わなかった。下手に期待させちゃうと、「想像してたのとちがう」と恨まれるかもしれないし、恨まれなくとも、誤解によって損してほしくない。だから情報提供はしても、推薦しないのだ。
話ながら、あのときのイワヲ氏の心境がよくわかった。

今日でちょうど、iPhoneを買って1年になる。2年は使わないと損するから、買い換え情報を集める気はない。しかし来年は、iPhoneを継続するか、Android携帯に乗り換えるかの選択肢が生まれているだろう。そのときは、やはり先人にアドバイスを求めるだろう。

「うーん、それはキミ次第だ」

と言われることはわかってるけどね。

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