日記  2010年05月08日(土) に思った 娯楽 のこと

[ドラマ] ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ(第2期) / 描かれてないところがおもしろかった

[ドラマ] ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ(第2期) / 描かれてないところがおもしろかった

『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』の最終回を見た。

第1期の最終回(第9話)と同様、いや、それ以上に唐突なラスト。最終回だけグダグダな作品は多いが、『TSCC』は逆。ずっと薄めたジュースを飲まされつづけ、最後で濃厚な100%ジュースが出てきたみたい。最初からこれを出せよ!
『TSCC』は視聴率の不振で打ち切られ、第3期は作られない。視聴率だけで番組を打ち切る姿勢は納得したがたいが、薄めたジュースで引っ張りつづけた『TSCC』も悪いよ。

『TSCC』は、描かれていないところがおもしろい作品だった。
たとえば社長(T-1001)の目的。彼女はターミネーターでありながら、スカイネットに対抗するもの(ジョン・テイラー)を創っていた。誰に命じられて? 未来のジョン・コナーに「仲間にならないか?」と誘われたが、断っている。後半の展開を見るに、スカイネット自身に送り込まれたとは考えにくい。すると彼女は自分で考え、行動しているのか?
またT-1001は(ウィーバー夫妻を殺しておきながら)、娘のサバンナを大切にすることで、「母性」を学ぼうとしている。しかしT-1001にとって「息子」はジョン・テイラーである。母性を学んだあと、サバンナは用済みになるのだろうか? このあたりのも興味深い(ところだった:過去形)。

そして未来のジョン・コナーとキャメロンは、T-1001が2007年の世界にいることを事前に知っていたようだ。わざわざ1999年から2007年にタイムトラベルしたのは、T-1001と合流するためと考える方が妥当だ。T-888(クロマティ)からジョンを守るのは、キャメロン本来の目的ではなかった。
とはいえキャメロンは、チップの破損によって、(未来のジョンが施した)再プログラムを失って、自分の意志で行動するようになった演出もあった。この展開が(未来の)ジョンの意志とは断定できない。

とにかく大切なところがちっとも描かれてないので、背景は想像するしかない。気がつくと、テレビで見たことより、自分で思い描いたストーリーの方が深みを増している。これはこれで楽しいが、これでいいのかなぁ......?

フジテレビの放送版は、第2期の11話、12話、16話が抜けているそうだ。さらに各話も10分くらいずつカットされている。カット分があれば話がつながったとは思えないが、それでもカットするのはひどい。テレビ局は視聴率さえ稼げれば、視聴者の感動なんてどうでもいいと思っているのか?

ドラマの構成が行き当たりばったりなのも、打ち切りにされたのも、放送時にカットされているのも、すべてテレビ局の問題に思えてきた。

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