日記  2010年05月21日(金) に思った 社会 のこと

最近の若者はなにを怖がるのか?

最近の若者はなにを怖がるのか?

最近の若者はなにを怖がるのだろう?

つまり幽霊とか、妖怪とか、宇宙人とか、悪魔とか、神罰とか、オカルトとか、異次元とか……。お察しのとおり、私は「怖い話」が大好きで、実話・フィクション問わず、片っ端から見聞きしてきた。そんな私の記憶をさかのぼってみると、

幽霊

恐怖の源流は、やっぱり『まんが日本昔ばなし』だね。昔話には理不尽なホラーがたくさんある。悪人が成敗される話は怖くない。それより生前に苦しんだ善人が、死後も幽霊になって苦しむ話を聞くと、気が遠くなるほど怖くなった

妖怪

妖怪も怖かった。水木しげるの描く妖怪は強烈すぎ。妖怪は動物じゃないから、知恵がある。しかし人間じゃないから、価値観が合わない。一定のルールさえ守っていれば無害な、怪しい隣人である。だから夜の山、廃屋、汚いところ、祭られているところには近づかないようにしていた。

宇宙人

怪獣は平気だが、人間に化けたり、人間をだます宇宙人は怖かった。ウルトラマンがいない現実世界で、どうやって見抜き、どうやって対抗すればいい? 「宇宙人なんているわけない」と考える人ほど不幸になるので、目をそらすことも怖いと思った。

悪魔・神罰

私はキリスト教的な教育を受けなかったので、あまり恐怖心はない。むしろ、信者たちの受難の方が怖かった。世界史を勉強すると、魔女狩りや宗教戦争の凄惨さにたじろいだ。なにかを信じることは怖いと思った。

オカルト・異次元

中学になるとオカルトブーム、超常現象ブームが起こった。学研『ムー』はバイブルだったねぇ。幽霊や妖怪より科学的で、系統だっているところがよかった。科学文明を絶対視すると、思わぬ落とし穴にはまるかもしれない。

人間のような高等生物には、本能的な恐怖は備わっていないそうだ。代わって後天的に「気をつけるべきもの」を学習する能力がある。恐怖とは、気をつけるべき事物を抽象化したものである。
※つまり私は、やたら多くのことに気をつけて生きているわけだ。

恐怖がない人は、気をつけるべきものがないことになる。ヘビを怖がらない女の子は、ヘビがいるような場所で緊張しないし、噛まれたり、触られても、きょとんとしているだろう。恐怖がない人は、危険に対して鈍感になる。
私は、怖がるものがないことも、怖いと思う。

さて本題である。最近の若者は、なにを怖がるだろう?
幽霊? 妖怪? 宇宙人? 悪魔? 神罰? オカルト? 異次元?

明確にわかっていることは、最近の若者は「ひとり」になることを恐れている。だからこそ、「ひとり」になりそうな状況を避け、場の空気に神経を尖らせている。友だちの数を競ったり、深夜でもメールに返信するのは、恐怖があればこそだ。

なぜ、「ひとり」を恐れるのか?
昔話を読まなくなったことと関係があるのだろうか?
よくわからない。

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