日記  2010年07月21日(水) に思った 政治 のこと

迷走する沖縄基地移設問題 / ノンマルトの導火線

迷走する沖縄基地移設問題 / ノンマルトの導火線

普天間基地移設問題について考えてみる。

鳩山氏の退陣によって、なんとなく解決した雰囲気になっているけど、なにも解決していない。むしろ問題は悪化している。鳩山氏が無責任な発言で振り回した結果、沖縄の人たちはもう我慢しないだろうし、同胞の問題として認識してくれない本土に不満を募らせるかもしれない。
沖縄の基地問題は、火がついてしまった導火線だ。「仕方ないこと」と見て見ぬフリができるとは思えないし、そうすべきではない。

アメリカ軍の基地は本当に沖縄になければ駄目なのか? 本当に抑止力になっているのか? なにを抑止しているのか? 費用や負担に対して、適正な働きがあると言えるか? 100年後もアメリカ軍の基地が沖縄にあるだろうか? なくなるとすれば、どんなときか? あるとすれば、どんな関係が望ましいか?

多くの人は、鳩山氏のむちゃくちゃな進め方を非難したのであって、「沖縄に基地があるのはやむなし」と納得したわけじゃない。と言うか、そこまで議論されてない。なのに今では、「県外、国外」と言うだけで、鳩山氏の同類とみなされる。議論を避けるムードができてしまった。鳩山氏は議論を後退させただけでなく、沖縄と本土の気持ちを分断してしまったと思う。
余談だが、鳩山氏の最近の関心事は北方領土問題の解決だって。ふざけた話だ。

私は専門家じゃないので、確固たる意見はない。「沖縄に基地を置くべき」という意見にも、「それはおかしい」とする意見にも、同じくらい賛同できる。言い換えるなら、それだけ情勢は流動的だと思ってる。

ナカさんが、こんなニュースを紹介してくれた。

在沖米海兵隊 広がる不要論 下院の重鎮「冷戦の遺物」 - 琉球新報

 在沖米海兵隊の不要論が最近、米国内で急速にわき上がっている。米民主党の重鎮で、政府に影響力を持つバーニー・フランク下院歳出委員長が「米国が世界の警察だという見解は冷戦の遺物であり、時代遅れだ。沖縄に海兵隊がいる必要はない」と公に訴えたことがきっかけだ。同氏らの意見が反響を呼び、メディアも大々的に取り上げている。背景にあるのは深刻な財政赤字。リーマン・ショック以降、不況で生活に苦しむ国民の不満が、膨大な軍事費に向き始めている。米軍の戦略見直しと財政再建の必要性が合わさり、海外駐留米軍の撤退を求める声は拡大する様相を見せている。(後略)
[URL] http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165027-storytopic-3.html

こういうニュースがあるから、沖縄から基地をなくすべきだと言いたいわけじゃない。バーニー・フランク議員[Barney Frank]について調べてみたが、なかなか問題ある人だった。琉球新報の記事の書き方には偏りを感じなくもない

(余計な情報を与えて、国民を惑わすことはない。
 基地問題を議論することは、国益に反する)

そう配慮してくれたのか、大手マスコミはこのニュースを流していない。少なくともmixiニュースにはなかった。大手マスコミが流さないから、このニュースに価値がないのか。沖縄の地元紙が見つけてきたから、意味があるのか。NHKはばんばん沖縄の特集を組んでいるけど、どのような編集方針に基づいているのか。

以前、沖縄に関する日記を書いたら、沖縄の人がやってきて、「本土の人は無関心すぎる」と怒られた。しかし沖縄の人も、身の回りで起こってないことには無関心だろう。相手の無関心を責めて意味はない。

身の回りで起こっていないことは、よくわからない。

わかっているのは、そのくらいだ。

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