日記  2010年09月06日(月) に思った 社会 のこと

[報道・教養] ガイアの夜明け「ゆとり世代"を鍛えろ! ~人間性をみがく 魂の人材育成~」 / ゆとりのない、ゆとり世代

[報道・教養] ガイアの夜明け「ゆとり世代"を鍛えろ! ~人間性をみがく 魂の人材育成~」 / ゆとりのない、ゆとり世代

ゆとり世代は、なにを身につけたのだろう?

『ガイアの夜明け』で、ゆとり世代の人材育成が取り上げられていた。ゆとり世代"を鍛えろ!~人間性をみがく 魂の人材育成~ (2010年8月31日放送)。そこに描かれたゆとり世代の実情は、まぁ、想像したとおり。

ゆとり世代の特徴

  • 知識や経験が乏しい (学習量が少なかった)
  • 指示待ちで、上昇志向がない (経済成長を信じてない)
  • 打たれ弱い、すぐ辞めちゃう (個人主義、自分の権利主張が強い)
  • 礼儀作法にうとい、独りよがり (集団との付き合い方に慣れてない)

ゆとり世代の行動例

  • すぐ「できません」と答える。自分で調べない。
  • ある条件のみ掘り下げて、全体を見ない。独りよがり。
  • 作業全体を俯瞰できない。いきなり実行して、行き詰まる。
  • 目上の人に対して敬語を使えない。へらへらしてる。
  • 繊細で、プレッシャーにきわめて弱い。上司も気苦労が多い。

いささかステレオタイプすぎて、本当にそうなのか疑問に思う。しかし砂浜を評価するとき、「砂粒は1つ1つに個性があって、一様ではありません」と言われても困る。特徴的な事例を紹介するのはやむを得ない
番組では、若者の駄目っぷりを列挙しながらも、最後は「しっかり成長している若者もいる」とまとめていた。まぁ、「ゆとり世代は使い物にならないので、外国人を雇いましょう」とは言えないから、妥当な結論か。

ゆとり世代とは、つまり、ゆとり教育を受けた若者たちである。知識重視型のツメコミ教育を否定し、経験重視型のゆとり教育に転換したわけだが……番組を見るかぎり、若者たちが十分な経験を積んだようには見えなかった。ノコギリの使い方も、挨拶の仕方も知らない。これで人間性や個性を評価してくれと言われてもなぁ。

ゆとり世代をバカにするつもりはない。ただ、かわいそうだなと思う。大人たちの都合でゆとり教育を受けさせられ、知識的にも、経験的にも、人格的にも、ゆとりがないまま社会に出されるのだ。しかも社会は、大人たちの失敗で停滞している。これで「上昇志向をもて(大人の失敗を、若者がフォローしろ)」と言う方が、どうかしている。

私自身は1971年生まれ。「バブル世代(1965-1970年生)」が終わり、就職氷河期の「失われた世代(1971-1986年生)」に直撃している。まぁ、ほかの世代をあわれむ余裕はないか。

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