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[日記2010年10月26日(火)に思った娯楽のこと

[アニメ] けいおん!! / 満ち足りた若者たちの青春

[アニメ] けいおん!! / 満ち足りた若者たちの青春

2010年夏期アニメで、「けいおん!!」が人気1位になったようだ。

第2期は9月末に終わったが、映画化が決定し、新作番外編の制作が発表され、ローソンがコラボキャンペーンを展開し、ブルーレイの予約が殺到し、関連CDのリリースが控えているなど、フィーバーはまだ収まりそうにない。
2009年春の第1期では、精緻に描写された楽器に注目が集まったが、第2期はキャラクター人気が爆発している。レコチョクのアンケートによれば、『お嫁さんにしたいアニメキャラTOP10』では、トップ3をはじめ半数が「けいおん!」勢に占められていた。まぁ、オタクの愛情なんて水物だけど、それにしても圧倒的だ。

私も、「けいおん!」のキャラクターには強い衝撃を受けた。カルチャーショックと言っていい。
彼女たちは、私の知らないタイプばかりだが、とてもリアルに感じる。だれか固有のモデルがいるんだろうか? 原作者は男らしいけど、女子校のムードをどうやって掴んだのだろう。原作は読んでないので、アニメ特有の演出があるかもしれない。

平沢唯は天然&天才キャラ。やればなんでもできるが、真剣になれるものはない。ガールズバンドにしても、デビューする気はないだろう。ありあまる才能を持ちながら、それを世に示すことなく、友だちとわいわい騒ぐだけの人生か。見る人によっては、無性に腹が立つキャラクターだろう。

秋山澪も不可解だ。恥ずかしがり屋のボーカルって、どんな人格なんだろう? 澪には「自分を表現したい」という欲求が感じられない。観客も、顔のないモブのように見えているのではないか。
澪は、唯のことをどう思っているんだろう? 同じボーカルなのに、まったく物怖じせず、独特の魅力を放つ唯。これで嫉妬しないのはヘンだ。澪にはファンクラブがあるから、安心しているのかもしれない(?)。

登場人物はみんな裕福で、欠けたところ(コンプレックス)がない。先生はよき理解者で、タメ口で話しても叱られない。満ち足りた人たちが、多くを望まず、のんびり暮らしている。こんな学園ドラマは見たことがない。
最近の高校生は、こういう雰囲気なのかもしれない。


「夏季アニメ」の人気ベスト10、1位は大盛り上がりの「けいおん!!」に。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1378444&media_id=84

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