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[日記2010年11月01日(月)に思った科技のこと

Apple、売上高でもMS抜き首位 / クレイジーな人たちへ

Apple、売上高でもMS抜き首位 / クレイジーな人たちへ

Apple、売上高でもMS抜き首位になった。

90年代末は、Macユーザーは「信者」と揶揄されることが多かった。
そのころ私はマルチメディアスクールの講師で、Macintoshの使い方を教えていた。なけなしのカネをはたいて自分のMacintoshを購入すると、友人は首をかしげて訊ねた。
「なんでMacintoshなんか買ったの?」
職場がMacだったとか、インターフェイスが気に入ったと答えると、「これだから信者は」と返される。私のことも、Macのこともよく知らないくせに。「仕方なく買った」といえば満足するのか?

当時、WindowsでなければPCにあらずといった風潮で、Macユーザーは異端、少数、弱者だった。しかしマイノリティにはマイノリティの文化がある。同好の士を見つけたときは情報交換(KaleidoscopeやResEditの使い方など)は楽しく、「Apple社はもう駄目だ。おれたちは滅びゆく種族なんだ」という悲哀も満ちていた。Macの情報誌が廃刊になるたび嘆きの声をあげるのも、いま思えば楽しかった。

1997年、スティーブ・ジョブズがAppleに復帰。瞬く間に経営陣を入れ替えて、ゲイツと和解、「Think different」キャンペーンを展開。世間の注目を集めてから、iMac(1998)を披露。快進撃がはじまる。iPod(2001)も発売最初は「信者アイテム」と称されたが、Windows対応、USB対応で裾野を広げた。
気がつけば、Appleはパソコンだけでなく、音楽や携帯電話、書籍なども販売していた。そして2010年は時価総額だけでなく、売上高でもMicrosoftを抜き、IT業界のトップに君臨した。
私はべつにMicrosoftが敵だとか、憎いと思ってないけど、かつてのApple社との関係を考えると、痛快に感じるのは仕方ない。まさかひっくり返せるとは思わなかった

クレージーな人たちへHere's to the crazy ones.

Here's to the crazy ones.
The misfits. The rebels.
The troublemakers.
The round pegs in the square holes.
The ones who see things differently.

クレージーな人たちがいる。
 反逆者、厄介者と
  呼ばれる人たち。
   四角い穴に,丸い杭を打ち込むように
物事をまるで違う目で見る人たち。

They're not fond of rules.
And they have no respect for the status quo.

彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。

You can praise them, disagree with them, quote them,
disbelieve them, glorify or vilify them.
About the only thing you can't do is ignore them.

彼らの言葉に心うたれる人がいる。
 反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは誰にもできない。

Because they change things.
They invent.They imagine.They heal.
They explore.They create.They inspire.
They push the human race forward.

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
 彼らは発明した。創造した。
  人の心をいやし、奮い立たせてくれた。
彼らは人間を前進させた。

Maybe they have to be crazy.
How else can you stare at an empty canvas and see a work of art?
Or sit in silence and hear a song that's never been written?
Or gaze at a red planet and see a laboratory on wheels?

彼らは人と違った発想をする。
 そうでなければ、何もないキャンバスの上に
  芸術作品は見えてくるだろうか?
静寂の中に、今までにない音楽が聞こえてくるだろうか?

We make tools for these kinds of people.
While some see them as the crazy ones,
we see genius.

私たちは、そんな人たちのための道具を作る。
 クレージーと言われる人たちを、私たちは天才だと思う。

Because the people who are crazy enough to think
they can change the world, are the ones who do.

自分が世界を変えられると
 本気で信じる人たちこそが、
  本当に世界を変えているのだから。

──Think different 1997 Apple Computer,Inc

世の中、なにが起こるかわからない。逆転のチャンスは、生きているかぎりあるのか。

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