日記  2010年11月02日(火) に思った 社会 のこと

再構築はお早めに / 日本航空のリストラ難航

再構築はお早めに / 日本航空のリストラ難航

日本航空のリストラが思うように進んでいないようだ。

ニュースによれば、、高給取りのパイロットと客室乗務員の希望退職者が少なく、病気欠勤や休職期間が多い社員に個別面談で自主退職を促したが、それでも達しないため、パイロットには「白紙」の乗務スケジュールを渡し、客室乗務員も「地上待機」とさせて退職を促している。

これって、「会社からの退職強要」になるわけで、いつもならメディアが「不当な解雇!」「弱者をいじめるな!」と騒ぎそうだが、今のところ、そうした風潮はない。
まぁ、解雇に抵抗しているのは年収1800万の高給取りらしいし、解雇に当たっては手厚い支援があるから、あまり同情心もわかないか。
「正当な解雇」と「不当な解雇」って、なにがちがうんだろうね。

しかし彼らが、OBの年金を守るために解雇されたとすれば、多少、あわれむ気持ちもある。一律には言えないが、パイロットが受け取る年金は年額600万円以上になるそうだ。同じパイロットでも、すでに引退した人は圧倒的に強く、現役は圧倒的に弱い。泣けてくる。

本来、リストラは「解雇」ではなく、「再構築」を意味する。「リストラされちゃった」は、「再構築において不要な資産と判断されちゃった」という意味だ。
日本航空の場合、ちゃんと倒産しなかったから、これから働く社員より、もう働かない社員を優先しなければならない。ぜんぜん再構築じゃない。
もちろん、OBを切り捨てていいわけじゃない。しかし経営破綻し、血税が投入されるような極限状況においては、非情な決断も求められるだろう。それができなかったツケは大きそうだ。
ある意味、もっとも再構築すべきは、そうした楽観的な経営姿勢だったのかもしれない。

さて、私は日本航空の話がしたいわけじゃない。
再構築がうまく進んでいないのは、日本航空だけじゃないからだ。日本の再構築は、本当に早く進めてほしい。なぜなら、私もいずれ年金をもらう立場になる。そのとき切り捨てられるのは、かんべんしてほしいから

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