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[日記2011年02月28日(月)に思った政治のこと

[報道・教養] NHKスペシャル「"清算"の行方 ~諫早湾干拓事業の軌跡~」 / 恐るべき役人たち

[報道・教養] NHKスペシャル「"清算"の行方 ~諫早湾干拓事業の軌跡~」 / 恐るべき役人たち

 NHKスペシャル「"清算"の行方 ~諫早湾干拓事業の軌跡~」を見た。

 菅総理が開門を命じたことで、諫早湾干拓事業は見直しを迫られることになった。構想から59年、総工費2500億円をかけて完成した巨大公共事業は、まちがいだったのか? 菅総理の強引な政治判断がバッシングされているが、より根源的な問題は役人たちのウソにある。

 諫早湾干拓事業が環境破壊や漁業被害を招くであろうことは、科学者たちの調査で予見されていた。なのに役人たちは調査結果を隠蔽し、「影響は軽微」と発表した。干拓地ができると、理想郷と宣伝して農家を入植させる。そこへ開門命令だ。現地では農民が反発し、漁民と対立しているそうだが、どう見ても悪いのは役人たちだろう。

 役人たちは、自分たちは決して判断をまちがうことはないと信じている。無謬性の盲信だ。同じ人間だから、まちがうこともあるはずだが、決して認めない。そのためなら、どんなウソも、どんな無駄もいとわない。
 追い詰められて、頭を下げるのは政治家たちだ。政治家は民意で断罪できるが、役人たちはそうじゃない。恐ろしい連中だ。

 諫早湾の堤防を開けるか閉めるかでもめるより、役人たちをウソを断罪してほしい。追求されれば、「行政が萎縮する」とか「権威が失墜する」とか言い訳するだろうけど、ウソをついても責任を問われない方がよっぽど問題だ
 ここらで改心してもらわないと、日本の未来は危ういよ。

 ……しかし、あれほど「脱官僚」やら「天下り撤廃」を掲げいてた民主党も、官僚に骨抜きにされてしまったから、無理かなぁ。

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