日記  2011年04月25日(月) に思った 科技 のこと

[動画] CG合成が使われるのは特殊なシーンばかりじゃない

[動画] CG合成が使われるのは特殊なシーンばかりじゃない

 らばQで見かけたCG合成シーンの紹介ムービーに驚いた。

 CG合成は、2000年を過ぎたあたりから急速に進化して、いまやCG合成シーンを見分けることは難しくなった。宇宙船やロボットが登場するシーンはそれと気づくが、実際はふつうに撮影できるシーンにもCG合成が使われていた

 ふつうに撮影できるのに、なぜCG合成を使うのか?
 つまり……CG合成のコストが役者さんより安くなったのだろう。役者さんを1シーンのために移動させたり、天候不順で撮影できなかったりすると損失が出る。現代社会は不測の事態をいやがるから、スタジオで撮影してCG合成する方が効率的なわけだ。
 すでにエキストラの大半はCG合成だった。主要人物がCGに置き換わるのも、そう遠くないだろう。役者さんは容姿をサンプリングさせるだけ。『ターミネーター4』のシュワルツェネッガーや、『トロン・レガシー』のクルー2.0など、その兆候かもしれない。

 私は、グラナダTVの『シャーロック・ホームズの冒険(1984-1994)』の大ファンであり、DVD-BOXを購入した。本作はヴィクトリア王朝時代の情景を見事に再現しているのだが、当時の建物や道具があまり残っておらず、撮影は苦労したそうだ。撮影後に壊された建物も多く、これほどの撮影(特撮)はもうできないだろう、と言われていた。
 しかしCG合成なら、不都合なものを消すのも、ありえないものを追加するのもお茶の子さいさい。いま、『シャーロック・ホームズの冒険』をリメイクすれば、さらに精緻で、さらにダイナミックな映像になるだろう。なんだか悔しいけど。

 いま思うと、特撮(SFX)を見るときは脳が特撮モードに切り替わっていた。つまり「お約束」に準じて、おかしな点を脳内でマスクしていた。しかしCG合成(VFX)はそれと気づかせないため、かえって脳が戸惑っている。
 ま、これは古い世代のボヤキ。やがて、実写かCGかを区別しない時代になるんだろうな。

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