日記  2011年05月02日(月) に思った 政治 のこと

日本、やばくね? / 東日本大震災から2ヶ月

日本、やばくね? / 東日本大震災から2ヶ月

 もうすぐ東日本大震災から2ヶ月になるが、日本政府への失望感は高まるばかり。

 そりゃ、震災前から政治不信は強かったけど、ここまでひどいとは思わなかった。今でも政府の安全基準を信じる人はいるんだろうか? 法律も、科学も、世論も無視する政府を、どうやって信じればいい?

 むぅぅ、やばい。日本は思っていた以上にダメだった。

法律は守ってくれない

 先月厚労省は、作業員の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから、250ミリシーベルトに引き上げた。本来なら作業員を守る法律を、「緊急時だから」と取っ払ってしまった。作業員も同じ人間だから、放射線に強いわけじゃない。ICRPの国際勧告における「我慢できる限界」は、年間1ミリシーベルトである。
 原発作業員は、自らの意志で危険な職業に就いているから問題ない、という考えもある。「イヤなら辞められる」ことが前提となるが、下請け作業員に選択肢があるとは思えない。ニュースによれば、作業員は自分の被曝量も、現場の汚染状況も知らされていないそうだ。実際、派遣社員が重度の被曝で搬送されたばかりだ。
 ついに200ミリシーベルトを超える作業員が出始めた。このままでは事故処理が滞るので、厚労省は上限を撤廃する方針を打ち出した。
 そんな馬鹿な? 多数のために少数の犠牲はやむを得ないのか?

科学は守ってくれない

 小佐古内閣官房参与の辞任が問題視されている。小佐古氏は、小学校などの校庭利用の線量基準を引き下げるべきと主張したが、受け入れられなかったという。小佐古氏が配布した文書によれば、政府の情報操作は明らかだ。

 しかし政府は、「小佐古氏は専門外のことで誤解している」と一蹴。そんな人物をアドバイザーに任命する方も問題だと思ったら、管首相は小佐古氏と面識がなかったそうだ。それじゃ、どっちが誤解してるかわからない。
 ともかく小佐古氏の主張に耳を傾けたい。ところだが政府から「老婆心ながら、守秘義務がある」と釘を刺され、会見が中止になってしまった
 そんな馬鹿な? 国民の安全を守る会議に、どんな守秘義務があるんだ? SENGOKU38を繰り返すつもりか?

世論は守ってくれない

 法律が曲げられ、科学が封殺されても、マスコミが取り上げてくれれば世論が動くのだが......これについては語るまでもない。日本原子力技術協会や日本原子力文化振興財団は、原発批判報道に露骨に圧力をかけてきた。広告のないNHKでも、NHKスペシャル「原発解体 ~世界の現場は警告する~」が放送されたときは執拗に抗議されたそうだ。広告収入が落ち込んだ民放に、「お客様」を批判する度胸はあるまい
 最後の砦はネットのジャーナリズムだが、総務省はネット上の流言飛語を削除するよう要請した。なぜこの時期に、ネットを狙い撃ちにするのか? おまけに流言飛語の定義もない。その意図は明らかだ。

 毎日、そんなニュースばっかり。

  • 校庭の土を削る作業は、政府の安全基準に矛盾するからヤメロと文科省に言われた。
  • 日本の原発は絶対安全だから、原発災害用ロボットはすべて廃棄された。
  • 福島の野菜は安全だから、学校給食で子どもに食べさせている。

絶望した!
国民不在の政府に絶望した!!

 いや、冗談抜きで、ほんと、シャレにならない。

 震災や原発事故はイレギュラーな事象であって、政府の本題は800兆円を超える借金をどうするかだ。「緊急時だから仕方ない」論理を振りかざしても機能しない政府に、福祉や税制といった難題を解決できるだろうか? 解決できなければ、あと数年で国家破綻してもおかしくない

 いや、冗談抜きで、ほんと、シャレにならない。
 いつでも海外脱出できるよう、準備すべきか。

■「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に
(読売新聞 - 05月02日 23:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1589977&media_id=20

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