日記  2011年08月21日(日) に思った 社会 のこと

[報道・教養] NHKスペシャル「新エネルギー覇権争奪戦~日本企業の闘い~」 / スマートグリッドの地平線

[報道・教養] NHKスペシャル「新エネルギー覇権争奪戦~日本企業の闘い~」 / スマートグリッドの地平線

録画しておいたNHKスペシャル「新エネルギー覇権争奪戦~日本企業の闘い~」を見た。

フクシマ原発事故によって、日本は深刻なエネルギー不足に陥った。「再生可能エネルギー」や「スマートグリッド」への注目はかつてないほどに高まり、被災地の復興もスマートシティ(省エネ型未来都市)を目指すことが期待されるが、水面下で動いていたのは海外企業だった。

日本も新興国でスマートシティ構想を推し進めているのに、なぜ自国では出足がにぶるのか? スマートシティ構想が電力会社の既得権益と対立するからか? しかし今ほど日本を変えるチャンスはない。日本企業はもっと積極的に動いてほしい。

と思うのは、国粋主義の発露ばかりではない。このまま放置すれば、被災地復興は海外企業の実験場になってしまうからだ。スマートシティは省エネのために市民に不自由を課す。行きすぎれば、窮屈な管理都市になる可能性は高い。
たとえばスマートシティでは、電力が足りないときに洗濯しようとすると、夜やるように指示される。たしかに効率的なんだけど、管理されている感覚がイヤだ。SF的に想像すれば、「今はエネルギーが足りないから、小作りは3年後にどうぞ」と言われるような恐れもある。そんな都市設計を、そこに住まない外国人にやってほしくない。

むかし、車好きの先輩が言っていた。

「電気自動車なんか、絶対に乗りたくないね。
 おれはガソリンエンジンの瞬間的なトルクが好きなんだ。
 たとえガソリンの浪費と言われようと、好きなように走りたい!」

エコが好きなら、マイ箸を持ち歩いたり、エアコンの温度を下げるより、死んだ方が貢献できる。人間は生きてるだけで環境破壊であり、スマートシティ構想はその本質に抵触する。
しかし世界が収縮し、無駄を許容できなくなったのも事実。スマートシティ構想は避けられない。だからこそ、日本企業にがんばってほしいと思う。

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