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[日記2011年12月06日(火)に思った社会のこと

グリーンピース、仏原発に侵入 / リアル28日後の恐れ

グリーンピース、仏原発に侵入 / リアル28日後の恐れ

グリーンピースがフランスの原発に侵入して、安全な原発はないとアピールしたようだ。

<仏原発>グリーンピースが侵入、逮捕 「警備脆弱」と声明

【パリ宮川裕章】フランス中部ノージャンシュルセーヌの原子力発電所敷地内に5日午前6時(日本時間午後2時)ごろ、環境保護団体グリーンピースのメンバー9人が侵入、駆けつけた憲兵隊に拘束された。警察当局によると、仏南部の2原発でも別のメンバーが侵入しようとした形跡が見つかった。グリーンピースは「フランスの原発の警備がいかに脆弱(ぜいじゃく)かを示すことができた」との声明を発表した。
仏メディアやグリーンピースによると、9人は発電所内の2基ある原子炉のうち1基の外壁を登り、「安全な原子力は存在しない」との横断幕を掲げた。グリーンピースの原子力関係の担当者はAFP通信に「メンバーは有刺鉄線など四つの防御線を誰にも会うことなく突破した。原子炉の中枢や核燃料がある場所まで約15分で到達した」と話した。
これに対し、原子力発電所を運営するフランス電力公社は「監視システムで侵入を把握、追尾をしていたが、あえて取り押さえなかった」との説明文を発表。「今回の侵入は施設、職員の安全に何の影響も及ぼさなかった」と強調した。
仏政府は3月の東京電力福島第1原発事故後、国内の原子力施設の安全性の再確認を進めたが、グリーンピースは「安全対策が自然災害や航空機の衝突、サイバーテロなどに偏り、人による侵入への対策が不十分だ」と指摘した。
ノージャンシュルセーヌはパリ南東約100キロ。
毎日新聞 - 12月06日 11:30

もうね、怖いのなんのって。

第1に、不審者が侵入できてしまう原発施設が怖い。

第2に、そんなことをやってしまうグリーンピースが怖い。

第3に、「あえて見逃した」と言ってしまう電力会社が怖い。

第4に、次の展開が怖い。
次に活動家たちは、電力会社が言い訳できない行為に及ぶのではないか? より過激で、テロリストすれすれの行為を。危うい。危うすぎる。
一方で、こんな実力行使をしなければ「真のストレステスト」にならない原発システムも怖い。福島原発の事故を見れば、電力会社が実施するチェックに意味がないのは明らか。なにかあったときに安全かどうかは、なにかあったときしかわからない。危うい。危うすぎる。

映画、『28日後...』(2002)を思い出す──。
動物愛護活動家(エコテロリスト)が研究施設を急襲して、凶悪なウイルスに感染した猿を逃がしてしまい、結果、世界は滅亡する。科学者は危険だと止めるんだけど、活動家は聞く耳を持たない。こわい、こわい。
続編の『28週後...』(2007)もそうだけど、最悪の結果は善意からもたらされるんだよね。

電力会社によるチェックは信じられないが、グリーンピースの活動にも賛同できない。こんなことをしても原発の予算が増えるだけで、意味がない。
どうすりゃいいんだ......。

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