日記  2012年02月28日(火) に思った 科技 のこと

[ゲーム] 物理演算ソフト Algodoo(アルゴドゥ) / これが子どものころにあれば

[ゲーム] 物理演算ソフト Algodoo(アルゴドゥ) / これが子どものころにあれば

[動画] 夢を作るキカイ, [動画] 物理演算と遺伝的アルゴリズムのつづき。

 実家に帰ったとき、甥っ子に「Algodoo(アルゴドゥ)」を見せてやったのさ。

 「Algodoo」は平面だけの物理演算ソフトウェア。ゲームに分類されることもあるが、物理法則を教えるための知育ソフトだ。マウスで描いたオブジェクトを、転がしたり、滑らせたり、沈めたり、浮かせたり、切ったり、ちがう物質に変えたり、屈折させたりできる。
 言葉で説明するのは難しいので、紹介動画を見てほしい。

 15時間だけ使えるデモ版があったので、インストールしてみる。15時間はけっこう長いので、Algodooの使い方や楽しみ方を十分に体験できる。機能がいっぱいあるので戸惑うが、チュートリアルが親切なので、ステップ・バイ・ステップで習得できる。

 丸を描いて、坂道を転がしてみる。坂を互い違いにして、ジグザグに転がす。動力を与えて、登らせる。ゲートで止めたり、エレベーターでループさせたり......。だんだんピタゴラ装置みたいになってきた。
 うわ、これは楽しい♪

 YouTubeやニコニコ動画で検索すると、膨大な量の作例が見つかった。壮大なピタゴラ装置、パチンコ、ビリヤード、戦車、砲弾、蒸気機関車......。市販のゲームをそのまま再現したものもある。みんな、すごいなぁ。

 見るだけじゃない。AlgodooにはAlgobox(アルゴボックス)という共有機能があって、作成したシーンを簡単に公開したり、取得できる。いくつかダウンロードしてみたが、実際にプレイ(シミュレーションを開始する)と、感動が大きい。
 たまらない。買っちゃおうかな。

甥っ子に見せてみた

 実家に帰ったとき、甥っ子にAlgodooを見せてやったのさ。甥っ子は、目を丸くして喜んだ。

「ブッセイをモクザイにして!」
「トルク、あげて、あげて!」
「マサツがないー、マサツがないよー!」

 6歳にもなると、大人が話す言葉をよく反復する。意味がわかっているとは思えないが、あながち間違ってもいない。妹(甥っ子の母)がやってくると、
「いまねー、ブッセイを変えてるの! ヒジュウで浮くんだよ!」
 と説明しはじめた。受け売りだけど、これこそ学習の基礎だな。

 あらためてAlgodooの素晴らしさに感心する。これが学校教育に使われれば、物理は格段におもしろくなるだろう。言葉で読むより、絵で見るより、ビデオをながめるより、シミュレーションを操作する方がずっとわかりやすい。
 実際の装置で体験できればベストだが、シミュレーションは手軽だし、安全に失敗できる。装置が動くのも楽しいし、動かない理由を考えるのも楽しい。

「もっと見せて! もっと教えて!」
 という甥っ子の眼差しを受けて、たじろいだ。私は物理や工学が得意じゃないから、すごいものを作れない。いや......すごいものを作ってとせがまれたわけじゃないが......どうしよう。
 驚異的な作品をたくさん見たせいで、自分の矮小さに打ちのめされている。あるいは、これから大いに学んでいく子どもと、これから衰えていくだけの自分との対比に、目まいを起こしたのかもしれない。

 現時点で、私はまだAlgodooを買ってない。Minecraftを楽しんでいる最中だし、マウスが使えない甥っ子にプレゼントするのは時期尚早だ。Algodooほど機能はないが、Phun(ふぁん)で十分、遊べるしね。

いいなー、次の世代

 それにつけても、Algodooの学習効果はすごい。いま、教科書の電子書籍化が進められているが、ただ紙がモニターになるわけじゃない。こういうツールで学習できる時代が、すぐそこに迫っているのか。すごいなぁ。
 子どもがいる人は、AlgodooかPhunをぜひ1度、お試しあれ。


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