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[日記2012年05月27日(日)に思った社会のこと

ペットの寿命 / 安心の治療費100%補償1ヶ月

ペットの寿命 / 安心の治療費100%補償1ヶ月

 街角で「安心の治療費100%補償1ヶ月」というのぼりを見かけた。

 意味がわからず、戸惑った。なぜならそこはペットショップだったから。つまり、ペットの治療費を、購入後一ヶ月は100%補償するってこと? なんだそりゃ? まるで家電製品じゃないか。

「病気や衰弱したペットを売ってませんってことよ」
 と嫁に教えられる。

 あぁ、なるほど。最初の1ヶ月はペットショップの問題だけど、2ヶ月目から先は飼い主さんの責任ですよってことか。1年補償とか、永久補償じゃないのは、ペットが生きものだからか。

 こうした補償がアドバンテージになるってことは、それだけ買って早々に具合を悪くするペットが多いのだろう。顧客は、次のペットを飼うときに注意するから、店は安心感を演出するのか。
 ん? ペットってそう頻繁に買い替えるものなの?
 具合が悪くなっても、死ぬわけじゃない。ペットの寿命はそれなりに長い。人生でそう何回もペットを買い替えるとは思えないのだが……。

ペットの寿命

 いや、買い替える人が多いからこそ、ペットビジネスが成り立つのかもしれない。そういう顧客には、1ヶ月補償はありがたいだろう。新しいペットを飼うとき、それまでにいたペットがどうなるのか、気になるところだが。

18~20年
15~20年
大型犬10~12年
文鳥7~8年
セキセイインコ10~12年
ウサギ10~13年
フェレット7~8年
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)20~30年

飽きたペットはすぐ処分する

 ネットで、「飽きたペットはすぐ処分する」という書き込みを見かけた。投稿者は若い女性だ。これに対し、「かわいそうだ」、「無責任すぎる」という批判が殺到したけど、彼女は「自分を楽しませられなかったペットが悪い」「愛情のないペットと無理して暮らすことは、互いのためにならない」と言い切っていた。
 なんというか……。
 彼女は将来、とんでもなくひどい目に遭いそうな気がする。ペットに当てはまることは、人間にも当てはまるのだから。

ペットショップから「救う」

 ハムスターを飼っている友人は、暇さえあればペットショップを訪れ、気に入った子を買っていた。ハムスターはたくさん飼っても困らないからだ。次々に死んでいくが、それほど動揺していないように見えた。黙々と世話をする。まるで畜産業だが、なにを得ているんだろう?
 彼はペットショップでハムスターを買うことを、「救う」と表現していた。ペットショップの過酷な環境から「おれが救ったんだ」というわけだ。もちろん、売れれば売れるほどペットショップの品揃えはよくなるから、根源的な解決にはならない。まぁ、解決するつもりもないだろうけど。

 ペットを飼うから残酷で、飼わないから残酷じゃないとか、そんなことを言うつもりはない。なんだろうね、この違和感は。
 ペットを「子ども」に置き換えて読むと、意味がわかるかもしれない。

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