日記  2012年07月18日(水) に思った 哲学 のこと

最近、かわいい子が増えたよね

最近、かわいい子が増えたよね

「最近、かわいい子が増えたよね」

 友人Aが唐突に切り出した。トリトメのない会話タイムだったから、唐突な切り出しは大いにけっこう。新たなテーマについて、私は所見を述べた。

「そりゃ、そうだろう。
 化粧品や美容テクニックは進化したし、情報共有も進んだ。
 スケスケなのに快適な衣類とか、胸を大きく見せるブラジャーとか、汗のにおいを除去するスプレーとか、ドラえもんが出してもおかしくない未来道具だよ。身体のケアに手間とお金をかける余裕もある。露出を増やして叱られる恐れもない。だから、昔よりかわいい子が増えたんじゃないか?」

 友人Aは「うーん」と言った。私はつづける。

「つまりさ、下駄が高くなったんだよ。
 たぶん、生まれてくる子どものAPP(容姿の美しさ)は昔から変わってない。昔は栄養が偏ったり、過酷な労働で、APPが減ってしまった。王宮のお姫様が美しいのは、その時代最先端の美容テクを享受できたからで、遺伝的に特殊ってことはないだろう。
 現代は、すべての女の子がお姫様レベルの待遇を受けられる。私たちが学生だった数十年前に比べても進化している。だから、いまの子がかわいく見えるんだ」

 友人Aは「うーん」と言った。私はつづける。

「芸能界にせよ、コスプレ界にせよ、アダルトビデオにせよ、かわいい子たちは増えただろう。でも、その子たちを20年前、40年前にタイムスリップさせたら、たぶん十人並みに埋没しちゃうだろうな」

 友人Aは「うーん」と言う。私はAの意見を待った。

「いやさ。最近、若い娘がまぶしんだよね。
 おれ、歳とったのかなぁ」

「それだ」
「それか」
「「ふー」」

 私たちは溜息をついた。

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