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[日記2012年11月27日(火)に思った生活のこと

上手なプロより、下手な素人に勇気づけられる

上手なプロより、下手な素人に勇気づけられる

 あんまり上手でない人による「やってみた」動画がおもしろい。

 「やってみた」「作ってみた」は、ニコニコ動画のカテゴリ。料理や手芸、工作、絵画、演奏などに挑戦する模様を収録している。作品だけでなく、その制作工程まで披露するわけだから、卓越した技術や知識をもった【達人】による動画が多かった。
 ところが最近は、なにもかも中途半端な【シロート】が悪戦苦闘する動画が増えてきた。これが存外、おもしろい。

 料理で言うと、プロの料理人や料理研究家みたいな【達人】が、あっと驚くレシピやテクニックを教えてくれるのではなく、そのへんの【シロート】が、うそ偽りなく初挑戦するさまが描かれる。その結果、笑えるほどの失敗作ができるわけじゃない。ふつーの家庭料理だ。オチはない。
 ぶっちゃけ、私よりへたくそが多い。まちがった知識、手順も目立つ。なのに、妙におもしろい。学ぶところはないが、「このくらいなら私にもできる」→「やってみよう!」という気持ちになる。

 【達人】の動画は、学ぶところが多いわりに、「やってみよう!」という気にならない。どうせ達人ほど上手に作れない。珍しい調味料も道具もない。だから、「Sugeeeeeee」、「やっぱ達人はちがうなー」、「キッチンがきれいだね」とコメントするだけで満足してしまう。よくない傾向だ。

 実際、私たちはもう十分な量の知識をもっている。「知らない(本を持ってない/学校で教わってない)から、できない」のではなく、「知っている(知識にアクセスできる)けど、やってみる気にならない」ことの方が多い。身につまされることも多いだろう?

 【シロート】のやってみた動画は、ためらっている背中をぽんと押してくれる。
 【達人】に学び、【シロート】とともに実践する。こんな効果があるとは思わなかった。

 それはそうと、「しゃべる!DSお料理」っておもしろいね。料理で手がふさがっていても、「OK」と言えば次のステップへ、「詳しく」と言えば詳しい説明を教えてくれる。DSもってないけど、ほしくなった。似たようなアプリがiPhoneに出てこないかなぁ。

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