日記  2013年07月29日(月) に思った 生活 のこと

なんでソロキャンプ動画が多いのか

なんでソロキャンプ動画が多いのか

 キャンプについて調べると、ソロキャンプの動画がたくさん見つかった。

 ソロキャンプとは、独りで山に行き、独りでテントを張って、独りで料理を作って、独りで食べて、独りで寝泊まりすること。ほとんどが手軽なオートキャンプで、近ごろは道具も進化してるから、ものすごく難しいわけじゃない。しかし山の夜は昏い。怖いとか、寂しいより、飽きてしまうだろう。ブームになっているのか、「私もやってみました」「あこがれのソロ・デビューです」といった動画が目立つ。世の中、どうなっているんだか。

親父のソロキャンプ

 親父はがんで余命わずかと宣告されると、会社をやめ、日本中を旅するようになった。妻や友だちを同伴させることもあったが、ほとんどひとり旅である。それも費用を切り詰めた貧乏旅行で、旅館に泊まらず、何日もキャンプ場で生活することもあった。

 親父の旅は詳細な記録が残っている。いつ、どこで、何泊して、なにを食べ、なにを見て、なにを考えたか。記録できるものはすべて記録されている。自動販売機で買った缶ジュースの値段や銘柄もわかる。キャンプの様子は想像できるが、それゆえ理解しがたい。お金がなかったわけじゃない。ムダ使いをすすめているわけでもない。人生の最期に数百円をケチることに、どんな意味があったのか?

 まぁ、人生の最後だからこそ、スタイルを貫く必要があったのかもしれない。ひとりで考えてみたいことがあったのかもしれない。親父の哲学はわからないし、わかる必要もない。親父も、わかってほしいとは思わないだろう。

ぼっちの時代か?

 我が家では「ソロキャンプ=変人の趣味」という理解が定着していたから、YouTubeやニコニコ動画でソロキャンプ動画をたくさん見つけたときは、ぶるるっと怖くなった。もちろん、みな余命わずかというわけじゃない。それはわかっている。

 まぁ、家族やグループでキャンプするような人は、わざわざ動画をアップロードしないだろう。動画の撮影と編集、公開は、けっこう孤独な趣味だ。動画のアップロードは、ソロキャンプに強い動機を与える。ソロキャンプの形容しがたい興奮もわかちあえる。

 キャンプする人は多いが、動画をアップロードするのは、ぼっち だけなのか。あるいは本当に、ソロキャンプがはやっているのか。私にはわからない。

ソロキャンプ、いかがですか?

 嫁が生きて、元気でいるかぎり、私はソロキャンプしないだろう。もし嫁が先立ったら、ソロキャンプするかもしれない。しないかもしれない。

 ひとりでカラオケいったり、ひとりで焼肉食べたり、ひとりで海外旅行したり。

 ソロプレイは魅力的だが、わかりたくない。

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