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[日記2014年01月18日(土)に思った娯楽のこと

どうにも粗い / Mall of Horror

どうにも粗い / Mall of Horror

 アメリカのボードゲーム「Mall of Horror」のプレイ後記。

 ショッピングモールを舞台にしたゾンビ・サバイバル。雰囲気はいいんだけど、覚えることが多くて混乱した。次回やカスタマイズのため、雑感をまとめておく。

NameMall of Horror
Year Published2005
# of Players3 − 6
Playing Time60 minutes

概要

  • ゾンビが大量発生し、生存者たちはショッピングモールに立てこもった。
  • 生存者が4名以下になるか、1つの部屋に全生存者が収まれば救助される。
#PlaceNote
1トイレ(Restroom)-
2ブティック(Cachou)-
3オモチャ屋(Megatoys)-
4駐車場(Parking)アイテムを探索できるが、ゾンビに襲われやすい。
5警備本部(Security HQ)監視カメラでゾンビの発生位置を予見できる。
6スーパーマーケット(Super Market)-
  • プレイヤーは生存者コマを4つずつ受け持つ。
  • 生存者の得点が高いプレイヤーが勝利。
Charactor防御投票得点備考
美女117悲鳴を上げてゾンビを集める厄介者。ただし高得点。
タフガイ215ゾンビの侵入を2人分防げる。
ガンマン123銃でおどせるから2人分の投票権がある。
少女111役に立たない。
  • 利害がぶつかるときは、多数決によって決める。
警備隊長ゾンビの発生エリアを予見できる。
探索する人アイテムを選び、分配する。
行き先警備隊長から右回りに処理される。
犠牲者ゾンビに食われる人を選ぶ。
  • アイテムを使って窮地を脱することができる。
  • アイテム効果は1回かぎり。
脅し(Threat) 投票権をプラス1。
防犯カメラ(Security Cameras) どこにいてもカメラをのぞき見る。
疾走(Sprint) ほかのエリアに逃げられる。行き先の戦闘はなし。
工具(Hardware) エリアの防御力をプラス1。
武器(Shotgun) ゾンビを撃退する。
武器(Chainsaw) ゾンビを撃退する。
武器(Grenades) ゾンビを撃退する。
武器(Fire Axe) ゾンビを撃退する。
武器(Gun) ゾンビを撃退する。
武器(Baseball Bat) ゾンビを撃退する。
隠れる(Hidden) ゾンビをやり過ごす。

ターンの処理

1.警備本部

  • 警備隊長を投票で選ぶ。
  • 発生箇所をカメラを見る。
  • 防犯カメラ(Security Cameras)の使用。
  • 行き先を宣言する。
  • 時計回りに行き先を宣言する。

2.駐車場の探索

  • 探索できる人を投票で選ぶ。
  • アイテムカードをひく。

3.移動

  • 生存者コマを移動させていく。
  • エリアがいっぱいなら、駐車場へ。

4.ゾンビ発生

  • 発生箇所にゾンビを配置。
  • 人数が多いエリアにプラス1。
  • 美女が多いエリアにプラス1。
  • 無人のエリアにゾンビが8体集まると、そのエリアは封鎖される。

5.ゾンビの侵入

  • ゾンビの数>体力の合計で突破される。
  • 武器アイテムでゾンビの数を減らせる。
  • 工具(Hardware)で一時的に体力を追加できる。
  • 侵入できなかったゾンビは残留。

6.ゾンビと戦闘

  • 突破されたら、ゾンビ>人数の犠牲者が出る。
  • 隠れる(hidden)でやり過ごせる。
  • 疾走(Sprint)でほかのエリアに逃げられる。
  • 犠牲者を投票で決める。
  • 犠牲者が出ると、ゾンビは全員撤去。

1月18日のプレイ

  • 再投票時にほかのプレイヤーが参加できることを見落とした。
  • 疾走の使い道をまちがった。
  • ガンマンが二票もっていることを処理しなかった。
  • スーパーマーケットの防御力を低いことを見落とした。
  • 駐車場の戦闘処理をまちがえた。

煩雑すぎる

 細かいルールがたくさんあるけど、おもしろさに寄与していない。ゲームの袋小路をつぶすため、ルールを継ぎ足していった感じ。ややこしく、わかりにくい。
 ゲームの根幹をなす「投票システム」もアラが目立つ。再投票はゲームの興を削ぐし、行き先を同時発表する意味も乏しい。

 投票の同点、ゾンビと防御力の同点、脅しの同点などの処理がすべてあいまい。いちいち悩まされた。

改善ポイント

投票は1回で決するべき

  • ランダム要素を入れて1回で決まってほしい。
  • 投票数と結果が食い違う場合(思わぬ結果)があるとよい。

投票は犠牲者を決めるときだけ

  • 警備本部にいれば監視カメラを見られる。
  • 駐車場にいればアイテムカードをひける。
  • 行き先は同時発表しない。

ボードがわかりにくい

  • エリアの防御力をマスで表記する。
  • 生存者コマも得点しか書いてないのは不便。

撃退以外でゾンビは消えない

  • 1人でも食べたら満足して去っちゃうなんてナンセンス。
  • ゾンビの発生で生存圏が減っていく緊張感が足りない。

ターンの排除

  • 警備隊長がゾンビの発生箇所を見て、先に宣言する意味が乏しい。
  • ゾンビ発生をダイスで決めるのは面倒。
  • 多人数と美女の追加は、判定が面倒。
  • ゾンビの発生はイベントで処理する。
    例)アイテムが欲しくてカードをひいたら、ゾンビに見つかる。

足の引っ張り合いを増やす

  • しめだし - 収容人数に余裕があってもドアを閉めて、後続を駐車場送りにする。
  • さしむけ - 空き缶を投げて、ゾンビをべつのエリアに送り込む。
  • みがわり - 犠牲者を入れ替える。タフガイが美女を助ける、など。
  • まきこみ - 死ぬことが確定した犠牲者が、もう1人連れて行く。
  • うらぎり - エリアの防御力をゼロにする。生存者は壊滅。封鎖エリアになる。

エリアの個性、防御力の見直し

  • エリアごとに守りやすい(ボーナス)、守りにくい(ペナルティ)があるべき。

初期配置はいらない

  • 駐車場からスタートして、それぞれ隠れ家を見つければいい。
  • すぐゲームを始められる方がいい。

まとめ

 「ショッピングモールに立てこもった生存者がいがみあう」ってのは魅力的だから、いろいろ見なおしてほしい。とはいえ本作はすでに販売終了しているし、すべての不満を解決すると別のゲームになりそう。

 ダイスを振ったり、隠すのは面倒だね。スマートフォンやタブレット端末が普及したから、結果だけを教えてほしいよ。

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