日記  2014年10月23日(木) に思った 社会 のこと

広告がついてくる

広告がついてくる

 今さら驚くことじゃないのだが、近頃のバナー広告はすごいね。

 私は1994年からネット漬けの人生なので、バナー広告は見えても無視する習慣が身についている。AdBlockが開発されてからは、目にすることもなくなった。それが先日、AdBlockを解除してブラウズしたら、ついさっきAmazonで見ていた商品が、ほかのサイトのバナー広告に反映されることに気づき、驚いたわけさ。

 Amazonの閲覧履歴が、ほかのサイトにも流用されるとは思わなかった。追従するのは一部商品だから、広告主がAmazonの閲覧履歴を参照しているのだろう。なんだか「買いそこねてますよ」と、せっつかれているようだ。

 あらためてバナー広告に注目すると、仮面ライダー、シェーバー、転職、育毛などが表示された。私をターゲットにしているような、いないような。私の趣味嗜好は、どのくらい正しく理解されているんだろう?
 自分の閲覧履歴を追いかけるような広告より、自分が予想しなかった出会いをプレゼントしてほしいが、まぁ、ムリだろうな。

未来はどうなる?

 2002年の映画『マイノリティ・リポート』では、街中に設置された網膜スキャナーが個人を識別し、それに応じたニュースや広告をディスプレイに表示していた。目をつむって歩けないから、広告から逃れる方法はない。歩いても歩いても、広告がついてくる世界だった。

 未来には、眼に入った広告情報が脳に届く前にカットするAdBlockが開発されるかもしれない。すると、広告が表示されたディスプレイは空白になるか、べつのものに差し替えられるのか。
 便利そうだが、大切なものが見えなくなたり、差し替えられる恐れがある。攻殻機動隊でいうところの、「目を盗まれる」ってやつだ。

 少し脱線するが、2012年のアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』では、部屋の内装や公園の噴水、衣装などもホログラムだった。あれは、見る人によって変化させることができるんだろうか?
 実際は廃墟なのに、ファンシーな内装ホログラムでごまかす。自分はお気に入りの服を着ているつもりだが、相手は卑猥なコスチュームに差し替えて見ている。子どもが歓楽街に行くと、「この女性の姿は年齢制限で見えません」とか「ペアレントコントロールがオンです」などと警告されたら、おもしろいかも。

近い未来の話

 網膜スキャナーやホログラム広告はずっと未来の話だが、Googleグラスや、カーナビに広告が出るのは時間の問題だろう。それは便利な情報になるか、うざいノイズになるか。

 有益な進化をしてほしいものだ。

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