日記  2015年04月06日(月) に思った 科技 のこと

[App] Photo Sphere が便利すぎてショック

[App] Photo Sphere が便利すぎてショック

 今さらだけど、Photo Sphereが便利すぎてショックを受けたことを書き留めておく。

 Photo Sphere はGoogleが提供する無料アプリで、頭上や足元を含めた全方位のパノラマ写真を撮影できる。iOS版がリリースされたのは2014年8月だった。はじめは使い方がわからなかったが、何度か試すうちにコツがつかめてきた。

  • カメラ .... パノラマ撮影できるが、360度一周分を撮影できない。
  • 360Cities .... 円筒形にループする写真を撮影できる。頭上と足元は未対応。
  • Photo Sphere ... 全方位を撮影できる。

QTVRから21年

 頭上と足元を含む全方位のパノラマ写真といえば、QuickTime VR Panoramaである。私はQTVRが大好きで、1994年の発表当初からずっと注目していた(当時23歳だった)。
 インターネットが普及すると、海外のクリエイターの作品を手軽に見ることができ、その将来に大きく期待したが、Apple社はQTVRを放置したため、一部の好事家だけが楽しむ特殊な世界になってしまった。

 その後、iPIXという会社がブラウザで閲覧することに特化した「PhotoBubble」というプラグインを開発。QTVRを受け継ぐものと思われたが、Flashの台頭でプラグイン文化が廃れ、忘れ去られた。いやぁ、なつかしいねぇ。

 QTVRパノラマの一般的な作成方法は、魚眼レンズで前後左右上下の6方向を撮影し、パソコン上で合成するというもの。精確に撮影するため、三脚は不可欠だ。わかる人はわかってくれると思うが、三脚を立てて撮影するのはけっこう手間だ。しかもパソコンで合成するまで仕上がりがわからないから、念のため何枚も撮影することになり、その後の作業を煩雑にした。
 合成ソフトも基本的にプロ仕様だから、そこそこ値が張るし、融通が利かない。
 私は撮影機材を持っていたのに、結局、QTVRパノラマは作れなかった。

それがここまで簡単に

 Photo Sphereを使えば、3分ほどで撮影でき、合成し、確認し、公開できる。笑ってしまうほど簡単だ。GPSで現在位置を把握でき、ジャイロセンサーで向きや傾きを検知し、高性能レンズで手持ち撮影できるスマートフォンは、本当にすごい装置だ。

 むかしに比べれば簡単になったが、それでも撮影にはコツがいる。何度か試して慣れるほかないが、いまわかっていることを書き出しておく。

撮影の中心軸を決める。
→ふらふらすると写真が歪む。人通りの多いところは避ける。
スマートフォンをもつ手を伸ばさない。
→可能なかぎり中心軸で一周させる。
直射日光を避ける/暗いところを避ける。
→露光調整してくれるけど、色味がおかしくなる。
→暗いところは手ブレする。
動くものを追わない。
→右に動くものがあれば、右にカメラをまわさない。
最初より最後に気をつける。
→写真が重なっていくため、あとに撮った像が残る。

 一部だけ再撮影する方法がわからない。Photoshopなどで修正した画像と差し替える方法もわからない。アマチュア向けだから、融通が利かない(汗)。

公開もらくちん

 パノラマ写真はGoogleの専用ページで公開できる。これも簡単すぎて戸惑うほどだ。360Citiesも同じ路線だったが、Googleの技術力、ブランド力では相手にならない。360Citiesはもう出番はないかなぁ。
 公開された写真は、閲覧数が100回とか1000回ごとにメールで通知される。だれかに見てほしい作品じゃなくても、こうして通知されると気分が盛り上がる。
 いやはや。

 まぁ、多くの人にとって、頭上や足元を含めた全方位のパノラマ写真はそれほど価値がないかもしれない。横方向の360度で十分といえば十分だ。でも私は好きなんだよね。

 これからパノラマ写真が流行るとは思ってないが、この興奮を書き留めておきたい。

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