日記  2015年04月16日(木) に思った 娯楽 のこと

[COOP記] 甥っ子にマルチプレイをやらせてみたら

[COOP記] 甥っ子にマルチプレイをやらせてみたら

 小学4年生になる甥っ子に、マルチプレイ(COOP)を勧めてみた。

 とりあえず一ヶ月限定で、週1、2回のペースで『Left 4 Dead 2』をプレイする。かなり暴力的なゲームだが、経験値の概念がなく、覚えることも少ないから、ちょうどいいだろう。
 自宅のWindows環境を構築し、ヘッドセットを購入、Skypeの使い方を教え、ようやっと準備が整った。

理由1.遊んでやるため

 近所に同世代の子どもがいないため、甥っ子は遊び相手に飢えている。私が来ると喜ぶが、そうそう実家に帰れない。マルチプレイなら、手軽に相手してやれるだろう。

理由2.パソコンに興味を向けるため

 実家の母と妹はパソコンを使えず、覚える気もない。放っておくとデジタルデバイドが悪化するから、甥っ子を教育したい。そのためには興味が必要だ。マルチプレイを経験すれば、いろいろ知りたいことが増えるだろう。

理由3.甥っ子はゲームが好きだから

 甥っ子は暴力的なゲームが大好きだが、母親(私の妹)が毛嫌いしている。なのでゲームはことごとく取り上げられ、禁止されてしまった。しかし子どもは禁じられたものに執着する。適度に遊ばせたほうが、ゲームオタクにならずに済む。
 「伯父さんたちとマルチプレイ」という名目なら、しばらく許容されるだろう。

理由4.大人と会話させる

 甥っ子は感情表現が乏しく、「ほしい」とか「ありがとう」を言えない。マルチプレイを経験すれば、自分の状況や気持ちを的確に言えるようになるだろう。いざというとき、「助けて!」と言える子になってほしい。

理由5.大人たちが楽しみのため

 私のゲーム仲間は結婚しておらず、子どももいない。小学4年生と遊ぶことは、彼らにとっても、いい刺激になるだろう。また、ゲーマーである彼らが、子どもをどう扱うか、見てみたい。

理由6.自分より下手なプレイヤーを参加させる

 私のゲーム仲間は揃いも揃って最低のゲーマーばかりだから、私はいつも「へたくそ」「ぼけっとすんな」「botの方がマシ」と叱責されている。言われっぱなしも業腹だから、私より未熟なプレイヤーを入れ、空気を入れ替えたい。

 結果。

 甥っ子はすぐマルチプレイに慣れてしまった。

 いつも無口なのに、ゲーム中はよくしゃべる。「これで勝つる」とか「大丈夫だ。問題ない」、「ちくしょうめぇぇぇ」など、ネットスラングを多用する。どこで覚えてくるんだか。

 学習も早い。初回は日本刀を振り回すだけだったが、「ショットガンよりSCARにしよう」とか、好みの武器を選ぶようになった。「助けて」もちゃんと言えるし、倒れた仲間のところへ駆けつけるのも早い。私のようにパニックにならない。おかしい。

 4回目では、重症の私にアドレナリンを渡してくれた。
(伯父さん、これ、使っておきなよ)
 と言われたわけじゃないが、戦慄した。


 先週土曜(3回目)は、甥っ子からSkypeのコールがあった。「宿題をやったから、1時間ほどゲームの相手をしてください」と言われた。お婆ちゃん(私の母)の仕込みもあるようだが、まさか甥っ子からコールしてくるとは。自分がはじめて電話かけたのって、何歳だったっけ?

 ゲームを楽しんでいることがわかるから、ゲーム仲間の受けもいい。どんどん教わって、どんどん伸びていく。そして昨夜(4回目)、私は船に間に合わず、見捨てられてしまった。

「伯父さんは駄目だ。おれたちだけで脱出しよう」
「話を聞いてないと、ああなるんだよ」
「はい」

 ああ。
 こんなはずでは・・・。

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