日記  2015年10月07日(水) に思った 社会 のこと

他店のチラシで同額保証は効果アリか

他店のチラシで同額保証は効果アリか

 LIVINは、ウォルマート傘下に入ってから他店への対抗意識を隠さなくなった。

 その象徴たる施策が「他店チラシ同額保証」キャンペーン。他店舗(ダイエー練馬店様)の特売チラシ商品が当店より安い場合、チラシをレジに持っていけば、同じ金額で提供されるというもの。もう3年以上つづいているから、永続するつもりらしい。ダイエー練馬店も大変だ。

 日本人的な感覚で言うと、他店舗を名指しして競争するのはおだやかではないが、消費者がスーパーを心情的なひいきではなく、安さで比較しているのはまぎれもない事実。店頭で、「あそこはもっと安かったのよ」と言う人もいるだろう。お店も客も、「和をもって尊しとなす」なんて時代じゃないのだ。

 私は新聞を取ってないから、チラシを見ない。よってチラシを広げて、どこが安いか比較することもない。チラシはネットで閲覧できるが、いろいろ比較するなら印刷物がいい。とはいえ、そのために紙資源が無駄になるのは心苦しい。もちろん、チラシのため新聞を取る気はない。

 それにたとえば20円安いスーパーが1キロ先にあっても、わざわざ遠出しない。もし20円が気になるなら、その商品を買わなければいい。まぁ、そうした配慮も面倒だから、チラシは見ない方がしあわせになれる。そう思っていた。

 ところが近ごろ、レジでチラシを見せて、その場で割引を受ける客をちらほら見かけるようになった。レジ係も慣れたもので、チラシの金額で自動的に精算する。さいわい、私が買おうとしている商品が、目の前の客だけ割引になった経験はないが、ふーむ、チラシを持参する人、いるんだねぇ。

 ちょっと考えてみた。
 同じ距離に2つのスーパーがあって、同じ商品を、同じ金額で買えるとする。しかしLIVINにチラシをもっていけば、自分だけ割引を受けられるとしたら? チラシを比較する労力を払った人にだけ与えられる特権だとしたら?
 その特権を味わうために、LIVIN に足を運ぶかもしれない。
 たとえ、その商品がいま必要なものでなかったとしても、それは景品なのだ。

 チラシを持参する主婦がどこに住んでいて、どのくらいチラシを比較して、このキャンペーンがなかったら他店舗に流れていたかどうかは、確認しようがない。しかしレジにチラシを持参する主婦が100人いたら、ちょっとこのキャンペーンは終了できないね。

 あるいはわざと、「チラシで割引できる商品」をちょこちょこ混ぜて、チラシ愛好者の自尊心をくすぐっているかもしれない。

 やっぱりチラシは見ないほうが、しあわせになれそうだ。

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