献立  2015年03月28日(土) に食べた 中華

味覇で炊く炒飯がびっくりするほどソレっぽい

味覇で炊く炒飯がびっくりするほどソレっぽい

 なんとなく買ってきた味覇(ウェイパァー)を、どうにも持て余していた。

 コンソメや和風ダシのように使っても、おいしくならないのだ。「うちには合わないなー」と思っていたが、餃子や炒飯に使うとうまかった。使い方を間違えていた。

 餃子や炒飯の味付けに使うと、びっくりするほど相性がいい。レシピで指示される使用量が多いせいもあるが、食材の風味は吹っ飛び、味覇の味──中華料理屋の味に圧倒される。すさまじい。味付けの一部ではなく、全部だ。
 とりわけ、炒飯はすごかった。

 白米を味覇で炒めるのではなく、味覇で白米を炊くのがポイント。記事ではちゃんと炒めているが、火を通した具材(卵や肉)を炊飯器に入れて、混ぜるだけでもOK。いいか、もう一度言うぞ。

  1. 炊飯器にコメと味覇を入れて、炊く。
  2. フライパンで卵や肉を炒める。
  3. 2を炊飯器の釜に入れて、混ぜる。
  4. 炒飯の完成。

 ぜんぜん炒めてないけど、ソレっぽい風味になるのよ。
 私は王将の焼き飯を食べたことがないが、「まさにこれだ!」と断言できる。

 「味覇で炊いて作る炒飯」は、とにかく簡単だ。料理する気がまったくないときに、ちょうどいい。料理人を堕落させる調味料だよ。

味か、名前か

 そんな日記を書こうとネット検索したら、思わぬニュースが見つかった。

 味覇の販売者と製造元が契約トラブルになり、4月以降は「製法が変わった味覇」と「味覇の風味をした創味シャンタンDX」に別れてしまうそうだ。

 ネット上では「中身が同じなら創味シャンタンDXを買う」というコメントが多い。しかし大半の顧客はネットニュースなんか見てないだろう。ブランドの影響力は強いから、多少風味が変わっても、気がつかないのではなかろうか。なにより製造元が販路を確保できるとは思えない。同じような調味料を2つ並べてくれる小売店が、そうそうあるとは思えない。

 製法を秘密にしても、やっぱり製造元は弱い。それでも契約を解除したのだから、相当な覚悟だったのだろう。・・・たぶん。

 あるいは販売者は、秘密の製法を解析し、製造元を切り捨てる算段がついたから、こうしたトラブルを仕掛けたのかもしれない。...わからないけど。

 味覇で炊いた炒飯を食べてながら、世知辛い気持ちになった。

(追記)


※店頭で見つけた。味覇(934円) vs シャルタンDELUXE(798円)


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