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獄・さよなら絶望先生 上

Goku Sayonara Zetsubo Sensei

いつもどおりの変なアニメに絶望したッ!

漫画の特典(OVD)として、変わったことでもするのかと思ったが、第1期も第2期も変わっていたので、いつもどおり、「変」だった。
それが嬉しいような、物足りないような、しかし楽しかった。

新シリーズ、やってほしいねぇ。

ARIA The ORIGINATION SP 「その ちょっぴり秘密の場所に…」

ARIA The ORIGINATION Special Navigation

「秘密基地にしようぜ、オレ様ともみ子の…」

TV未放映のエピソードがあると知らず、本編終了から時間が経ってから見ることに。久しぶりに見るARIAは、いい感じだった。DVD限定エピソードは気に入らないが、ARIAを見直すキッカケになったのでよしとするか

最終回の成長した灯里を見てるせいか、いつもと印象がちがう。暁じゃないが、妙に意識している自分がいる。やばいよ。そんな私の気持ちをなぞるように物語は展開し、微妙なフラグが立つ。くすぐったいのぉ。
最後のシーンは、藍華とアリスから見ると、暁が灯里を絶景ポイントに誘ったように見えるのかな。そこまでの器量は暁にはないが、私にもない。なにやら暁に感情移入してるぞ。いかんな。

振り返ってみると、このエピソードは制作者と私たちの秘密のエピソードなのかもしれない。

ARIA the OVA -Arietta-

ARIA the OVA -Arietta-

やや特殊、しかし特殊すぎなかったエピソード

OVAなら、OVAならではのエピソードを期待する。本作では灯里が訪れる以前のARIAカンパニーが描かれるのだが、いつもとあまり変わらない調子なので、ちょっと物足りなかった。独りきりになったアリシアをもう少し掘り下げてほしかったな。

みんな「いつか訪れる別れ」を気にしてるけど、15歳や20歳ではチト早すぎませんかね? まぁ、世代交代を気にするのはいいけど、いささか唐突な感じがした。ARIAカンパニーにあと何人か従業員がいれば、違和感もなかったかもしれない。

マリア様がみてる OVA 5 チャオ ソレッラ!

The Virgin Mary Watches Over Us OAV Vol.5

駆け足の修学旅行だった

先輩も後輩も出てこない状況は珍しい。とりわけ祐巳ちゃんと由乃の組み合わせは新鮮だった。ふつうの女子高生だねぇ。
クリスチャン視点での観光地めぐりはよかったが、駆け足すぎる。各スポットで、各人の心証をもう少し描いてほしかった。お姉さまサイド(祥子さま、令さま)の様子も知りたい。3~4話かけるべきドラマがあったのに、もったいないなぁ。

志摩子にはお姉さま(聖)も妹(乃梨子)もいて、さぞや恋しかろうと思ったら、なんとロサ・カニーナと逢い引きしてた。しかも秘かに文通していたなんて! 志摩子×ロサ・カニーナの組み合わせはよくわからん。

ところで「ローマまんじゅう」「フィレンツェせんべい」は、私も本気で信じてしまった。祥子さまのギャグは笑えないよ。

とまぁ、そんなこんなで最終回。第4期も制作するらしいから、またまた先が気になる。祐巳ちゃんは瞳子と可南子のどちらをスールに迎えるのだろう?

ひぐらしのなく頃に 外伝 猫殺し編

When They Cry Nekogoroshi-Hen

死んでもいいから、好奇心を満たしたい

第一期DVD全巻購入特典として制作された。いわばファン限定アイテムであり、放送コードも関係ないので、どんな内容だろうと期待に胸をふくらませて鑑賞する。しかし物語は唐突に終了し、ひぐらしの鳴き声だけが残る。「あれ? 前後編だったかな?」と首をかしげる終わり方だ。

俳句には「いいおおせてなにかある」という考え方があって、テーマや細部を言い尽くさないことがよしとされる。本作も、採石場でなにがあったのかを明らかにしていない。おおよその想像はつくし、圭一たちが好奇心を出さなかったからこそ生き残る話なのだが、釈然としない。『ひぐらし』なら、2つのエンディングを描くこともできただろうに。

ほのめかす恐怖もわからなくはないが、それでも……ねぇ?

マリア様がみてる OVA 4 レディ、GO!

The Virgin Mary Watches Over Us OAV Vol.4

祐巳ちゃん、軽率すぎ!

いよいよ可南子との勝負も大詰め。「なんでも言うことをきく」と気軽に約束してしまうなんて信じられない。祐巳ちゃん、相手をよく見ようよ。祐巳ちゃんは悪い人に出会ったことがないのか。いや、出会った人の毒を抜いてしまうんだろうなぁ。

体育祭そのものはファンサービスなので、語るところはない。フォークダンスの瞳子がかわいかった。祐巳ちゃんは、そろそろ彼女の視線に気づいてあげてほしいな。

マリア様がみてる OVA 3 涼風さつさつ

The Virgin Mary Watches Over Us OAV Vol.3

詰め込みすぎだよ

気づいたら、可南子がこっちを見ていた。
「(完璧なひとが身近にいたら)徹底的にいじめるか、白旗あげて下僕になるか、存在自体をなかったことにして無視するか、そのくらいしか自分を守りきることができませんもの」
そういって頬を赤らめる可南子。
うひょー! 初登場からわずか数分でここまで異常性を発揮したキャラも珍しい。いい新人が入ってきたもんだぁ♪

しかし後半、舞台は花寺祭へ。
祐巳ちゃん、また一段と祥子さまの操縦がうまくなったね。それはそうと、弟の祐麒が気になる。姉がリリアンで泣き笑いしているあいだ、祐麒にはどんなドラマがあったのだろう? OVAで時間が延びたのはいいが、今回は詰め込みすぎ。可南子と祐麒で30分エピソードを3~4話くらい作ってほしいなぁ。

OVA第1話のセレブジュニアと同じく、SF研もおとがめナシ。祐巳ちゃんは心が広い。しかし祐巳ちゃんが拉致されたことを祥子さまが知れば、どれほど怒り狂うだろうか? 見てみたい気もする。

爆裂天使 -INFINITY-

Burst Angel: Infinity

さっぱり盛り上がらん

テレビシリーズの前日談らしいけど、なにがなんだか。ジョーは強そうだけど、メグは強がりだけで役に立たない。この2人が犯罪に立ち向かうのはなぜだろう? なんで爆裂天使なの?

アクションはぬるいし、美少女を愛でる余地もない。3Dロボットが登場したときは、かなり萎えたよ。エンディングに流れていたのはテレビシリーズのダイジェストかな? あんまり評判がよくなさそうなので、観ることはないだろうな。

苺ましまろ 【OVA全3話】

Strawberry Marshmallow (OVA)

やっぱり美羽はかしましい

TVシリーズに比べ、描き込みが細かくなった。より丁寧で、繊細な印象を受ける。しかし内容は変わらず、ゆるーい日常がつづく。例によって、毎回騒動を起こすのは美羽。この娘は愛嬌か取り柄がないと、将来はつまはじきにされそうだ。

ときどき爺さんが出てくるけど、なんの意味があるんだろう? 若さを愛でているのか、うとんでいるのか。いずれにせよ、見ていて楽しくない。このへんのセンスも共感できなかった。

OVAくらいは、ちょっと特別な事件を描いてほしかったなぁ。

マリア様がみてる OVA 2 略してOK大作戦(仮)

The Virgin Mary Watches Over Us OAV Vol.2

すべては祐巳ちゃんの思惑どおりか?

これこそまさに「よけいなお世話」。祥子さまが男嫌いになった原因を考えず、ショック療法に頼るのはいかがなものか。こういう押しつけ善意は好きじゃない。
と思っていたら、いきなり祐巳ちゃんが告白してしまう。祥子さまを騙すことはできないと泣いているけど、結局、祥子さまをうまーくコントロールしてしまう。恐るべし、祐巳ちゃん!

最後は花寺学院との対面。有栖川金太郎は強烈だが、祐麒が生徒会長だったことに驚いた。姉をまぶしく思うだけでなく、自分自身も成長していたのか。立派なもんだ。末恐ろしい姉弟だ。

今回はペース配分が悪く、おもしろくなったところで幕。3巻はどうなるんだろう?

げんしけん 【OVA・全3話】

Genshiken / The Society for the Study of Modern Visual Culture (OAV)

やっぱり春日部さんは素敵だな~

OVAの存在を知らず、第2期のあとに見てしまったぜ。第1期のテイストに近いOVAを見て、『げんしけん』の魅力を再確認した。やっぱり春日部さんは素敵だし、気をつかいすぎる斑目さんも共感できる。この2人が介在する話がおもしろいんだよね。

全3話でなにかが解決するわけじゃない。テレビ未放映のエピソードがOVAになったみたい。いろいろ事情はあるだろうけど、荻上さんの話は、もう少し掘り下げてほしかった。

『げんしけん』はおもしろい。
しかし第2期は物足りなかった。それがわかってしまった。

マリア様がみてる OVA 1 子羊たちの休暇

The Virgin Mary Watches Over Us OAV Vol.1

瞳子の視線が気になる

OVAになって絵柄や動きが細かくなったね。基本デザインは変わってないから、丁寧に作ってある感じ。時間もあるので、見応えがあった。

季節は夏。祥子さまの世間ズレしたギャグが寒く、それを喜ぶ祐巳ちゃんが怖い。やっぱり『マリみて』はすごいぜ。別荘に移ってからは、祥子さまの無意識イジワルが炸裂。けなげに待ちつづける祐巳ちゃん。新しいプレイにしか見えないぜ。

そして、いきなり歌い出す祐巳ちゃんが素敵すぎ。祥子さまは中傷を華麗にかわすけど、祐巳ちゃんはダイナミックに吸収してしまう。敵を敵でなくしてしまうのだから、驚異的だ。明確なセリフはなかったが、瞳子がそれに気づいたようだ。先の展開が楽しみだ。

BLAME ! 【全6話】

BLAME! Ver. 0.11: salvaged disc by Cibo

建造物を出せ!

サイケな映像ばかりで、ちーともわからん。もともと不可解な原作だけどさ。最大の不満は、建造物の描写が少ないこと。気が遠くなるほど広大な建造物こそが『BLAME!』の魅力だったのに。『天使のたまご』のような背景美術、『ペイルコクーン』のような3D映像があれば最高なのだが、1話5分×6 本という制約下では無理だったか。

キリィがしゃべらないのは意表ついてよかった。でも、「大地ってなんだ?」のセリフくらいは欲しかったかなぁ。

魔法先生ネギま! OVAスペシャル 春&夏

Mahou Sensei Negima! OVA Haru

まるで同人誌のようなアニメだ

『ネギま』のアニメを見るのは本作が初めてだけど、漫画版とのイメージギャップに苦しむ。むちむちボディはまだしも、極端な悩殺ポーズの連続に圧倒された。さらにキャラの大半は色ボケしていて、見てられない。どこの中学生だよ。

原作をモチーフに、妄想を大爆発させている。同人誌みたいなアニメだ。かなりクセがあって、私にはちょっと苦手なテイストだけど、このくらい個性的なアニメ化もいいのかもしれない。

触手のように動き、水に濡れないアスナの髪に感動した。

ピンキーストリート エピソード:メイ

Pinky:st. Episode:Mei

誰のために作った映像なんだ?

ケイイチロウハッピーver.よりはマシだが、依然として意味不明。Pinkyが好きな人と、小さい女の子が好きな人は、似て非なる存在だ。ポリゴン好き、アニメ好きもちょっとずつ異なる。本作は、そのへんをゴッチャにしている。「オタクは、こーゆーのが好きなんでしょ」と言われているような印象を受ける。

ピンキータウンの使い回しにもがっかり。
Pinkyフィギュアの映像で十分だったのに。

ピンキーストリート エピソード:ケイイチロウ

Pinky:st. Episode:Keiichirou

いや、それはちがうだろ

オタク大学生の枕元に妖精ピンキーがやってきて、ピンキータウンに連れていってもらう? なんですか、それ? 世界に何人のPinkyファンがいるか知らないけど、こんな話を喜ぶヤツはいないよ。ピンキータウンで美化され、調子に乗っている大学生を見ると、殺意すら覚えるぜ。

Pinkyの3D化はいいけど、実物フィギュアの映像もほしかった。アニメパートは見る価値なし。無理にストーリーなどつけず、ミュージッククリップにしておけばよかったのに。

星空キセキ

Hoshizora Kiseki

勝手にしてくれ

こずえは銀河より異質に見える。どんな環境が、こういう人格を育てるのか。人間らしさのまったくない、少女の記号になっている。

こずえは状況を知らず、また知ろうともせず、大人たちの実験を妨害する。自分のいる世界は素晴らしいから、防護服を脱げ(着せている連中は悪)と主張する。そしてペナルティも払わず、欲しいところだけをもっていく。
これをキセキと言われても、なんだかなぁ、って感じ。

物事には光と影の部分があって、片方ばかり強調するのは幼稚だよ。全24話の第1話ならいいが、これで完結する作品なら、なんの感動もない。

ペイル・コクーン

Pale Cocoon

もう一歩、視聴者に歩み寄ってほしかった

空も大地もなくした超未来のメガストラクチャーに圧倒される。どこかレトロ風味を残したパソコン処理もうまい。映像センスは随一だ。

しかし個人制作アニメの特徴なんだろうか、『ほしのこえ』と同じで話がよくわからなかった。場面のつなぎ方、状況説明が弱いので、キャラの感情を追い切れない。もちろん、あえて曖昧にしておく表現手法はあるだろうけど、もう一歩、視聴者に歩み寄ってほしかった。

『ブレードランナー』のディレクターズカットが最初に公開されたようなものかもしれない。

アイズピュア 【全6話】

I”s Pure

弱者の妄想かよ

主人公が気持ち悪くて見てられない。不器用というより、異常者だよ。第6話なんか、まんまストーカーだしね。まぁ、このへんは好みの問題かもしれないけどさ。

女の子たちも不可解だ。あんな仕打ちを受けて、なぜ好きでいられるのか。マインドコントロールされているのか、駄目男と付き合うことが悦びなのか。
誰も傷つけたくない、自分が我慢すればいいという弱者と、偶然に偶然が重なる神様(作者)の妄想とで成り立っている。ハーレムはいいけど、このムードは苦手だ。

しかしアニメとしてのクオリティは高いな。めちゃめちゃ描き込まれている。回想シーンでまとめているのもうまい。ただ、女の子に集中しようと思って、主人公のアホ面で萎えてしまうので使えないな。

ラストオーダー ファイナルファンタジーVII

Last Order Final Fantasy VII

ゲームを知らないと、さっぱりわからない

FFシリーズはファミコン時代から1本もやってないのに、ファン向けビデオだけ単品で見てしまった。なので、キャラも状況もわからない。強さが明確にランク付けされていることや、使用武器が巨大すぎることに驚いた。まぁ、ゲームだから当然だし、アニメでもよくある光景なんだけど、妙に新鮮だった。

適正な評価はできないが、とりあえず鑑賞したことを記録しておく。

戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん

Rescue Me: Mave-Chan

なぜこんなものを作ったのか?

擬人化するのはいい。しかしメイヴが猪突猛進で、スーパーシルフがお姉さんって、イメージが合わないよ。そんな少女たちがアニメ界(妄想世界)を守るために戦う? なにそれ? パロディにもコメディにもなってない。ハッキリ言って、つまらない。つまらなすぎる。

雪風ファンだけでなく、アニメファン全体を不愉快にするだけのスピンオフ作品だった。

破滅のマルス

Mars of Destruction

えらく安っぽいアニメだな

原作のPS2ゲームは知らないまま鑑賞。いきなり美少女の首が吹っ飛ばされて驚いた。エログロかと思いきや、そうでもない。よくわからん。

特殊防護服マルスの装着シーンは、テッカマン(旧)を彷彿させる。しかし活躍シーンは乏しく、お世辞にもカッコイイとは言えない。真剣な分だけ、笑えない。うーん、どうしよう?

音楽の安っぽさは近年まれに見るレベル。
私はよっぽど不愉快な作品でなければ1つ星をつけないが、これは作品の体裁をなしてないので、評価できないなぁ。

くじびきアンバランス 【第1期・OVA全3話】

Kujian / Kujibiki Unbalance (OAV)

気になってしょーがない

全24話中の1話、21話、25話になるんだけど、ものすごい電波。とりわけ時乃は、性格(キノコ好き)、容姿(ニーソックスと外骨格の髪)ともに破綻している。話が途切れ途切れであること以前に、こんな設定でストーリーが組めるんだろうか?

しかし、個性的なアニメではある。
「くじびき」にこだわる設定、下ぶくれのデザイン、はち切れんばかりに詰め込んだ萌え要素。欠けたエピソードをつなげば、おもしろくなるかも? そう思うと気になってしょーがない。

単体としては評価しづらいが、撒き餌としては最高の出来だと思う。

トップをねらえ2! 【全6話】

Aim for the Top 2! / Diebuster / Top wo Nerae 2!

まるで総集編のようだ

超未来のSF設定や、若者たちのドラマがおもしろい。敵と味方、強者と弱者が入れ替わる展開もグッド! しかし時間が短いせいか、決定的に描写(説明)が足りてない。映像的快感を追求するため、理不尽な表現も多いのでますます混乱する。
設定資料に目を通し、何回か見返すと、いろいろわかって楽しめるけど、それを喜んでいいのかどうか・・・。

──自分が絶対と信じる力を否定する。
そのテーマはたまらないんだけど、積み重ねが足りない。「あがり」を迎える前に気づくか、ノリコのような特訓がないと、努力と根性という言葉も虚ろに響く。

いいところがいっぱいあるので、これで終わるのはモッタイナイなぁ。

Re キューティーハニー

Re Cutie Honey OVA

敵も、ヒーローも、人質も、理解者も、みーんな女

よく動くね。けっこうクオリティが高い。背景やモブをデフォルメするスタイルは意外によかった。「アニメ」ってのは本来、こーゆーものかもしれない。
内容的にはいまひとつかな。時間が少ないせいもあるが、展開が唐突すぎて、よくあるストーリーでしかなかった。

なっちゃんの役回りはおもしろい。本来なら男がやるべき役を女がやっている。目覚めのキスさえも。考えてみれば、どっちを向いても女ばかり。明らかに男向けの作品なのに、男が介在する余地はない。これも時代ですかね。

おねがい☆ツインズ 【OVA・第13話】

Please Twins! / Onegai Twins (OAV)

むしろ、ここからはじまる物語でしょ?

TV未放映、DVD7巻に収録された第13話。
『おねティ』の番外編みたいに大人向けのエピソードになるかと思ったが、中途半端なところで終わってしまった。まぁ、みずほ先生と桂くんほど吹っ切れてないので、それを期待するのは酷だったか。

麻郁との関係を求めた深衣奈が、樺恋に機会均等と諭すのは無理がある。3人とも、いずれは自制できなくなるだろう。残された道は妻妾同衾(近親相姦を含む)しかないように見えるのだが、どうだろう?
ここから第2期をはじめてくれたら、名作になる予感がする。

前作のキャラも総出演して、みんなにスポットライトが当てられた。そういう意味では、双子3人組の番外編ではなく、シリーズのファンサービスだったようだ。

王ドロボウ JING in Seventh Heaven 【OVA・全3話】

King of Bandit Jing in Seventh Heaven

CGと音楽はすごいが・・・

原作もTVシリーズも見てないせいか、さっぱりわからない。なにを、どう楽しめばいいのだろう? ジンのかっこよさがわからない。

CGはさりげないが、効果的に使われている。音楽は個性的すぎて、作品世界に馴染んでいない。私が作品世界を知らないせいかもしれないが。

とにかく、OVA単体で楽しめる作品ではなかったようだ。

ウルダ 【全5話】

URDA

5分区切りの構成がうまい!

個人制作のCGアニメらしいが、その完成度に驚く。キャラや動きより、5分ごとに区切った構成がうまい。合計すれば30分アニメだが、5分ごとの区切りで緊張感が持続できている。制作や配信も考えた構成なんだろうな。

深海誠という突然変異で終わると思われた個人制作アニメの潮流は、少しずつ広がってきているようだ。

ふたりエッチ 【第2期・全2話】

Futari Ecchi 2nd Season

またもや半端な続編

『ふたりエッチ』に第2期があったとは。まぁ、2つ合わせて4話しかないけどね。
第2期は前後を省いて、エピソードを抽出している。それはいいのだが、スキー旅行の話を選んだ理由がわからない。美香も杏子も見せ場がなくてあわれだ。真の妄想だけだもんな。

エロとしては使えず、原作ファンには物足りない。相変わらずの第2期だった。

パピヨンローゼ

Papillon Rose

品がなさすぎる

ランジェリーパブで働く、頭の悪い女子高生。出会ったばかりのイケメンと即ホテルにしけ込むほど尻軽で、あえぎ声は外人並。こんな主人公が好かれるわけないじゃん。なにを考えて作ったのやら。ギャグにしても下品すぎる。

Webサイトにあった主題歌を気に入って見たんだけど、OVA版は歌の調子がちがうのね。これは寂しかった。
全6巻の予定が1巻で終わってしまうのもやむなしだ。

ほしのこえ The voices of a distant star

The voices of a distant star

もう少し、わかる作品であったなら!

映像がすごい。独りで作ったことにも驚かされる。SF的設定や展開もいい。描き出される切なさもたまらない。ほんと、雰囲気は大好きなんです。

いろんな制約があることはわかる。そういう仕掛けだったのかもしれない。だけど、映像だけでは物語を理解できない。なにが起こっていて、どうなったのか? わからないものを素晴らしいとは言えない。

それが残念でならない。

フロム I"s アイズ -もうひとつの夏の物語- 【OVA全2話】

From I"s

エロはいいけど、不良はいらない

桂正和はどうして、下品な不良連中を出すんだろう? 本編の不良もひどいが、OVA版のバイク集団は明らかな犯罪者。こいつらに感情移入するやつはいないだろ。出てくるだけで不愉快になる。

それでいて、主人公がヒーロー的行為で救出してもスカッとしない。ありえない判断や活躍にも唖然とするが、なにもしないのにモテモテな主人公が好きになれないせいだ。

ストーリーについては語るまい。よっぽど熱心なファンでなければ、見ない方がいいだろう。

水のコトバ

Mizu no Kotoba / Aquatic Language

気軽に楽しめるのがいいね

『ペイル・コクーン』のあとに鑑賞したけど、哲学的なテーマがない分、気楽に楽しめる。わかりやすいとは言えないが、その気楽さがいいね。こんな作品が量産されると嬉しいのだが、難しいだろうなぁ。原作となる短編集でもあればいいのだが。

どうやら私は、ストーリーより表現手法を評価しているようだ。

おねがい☆ティーチャー 【OVA(第13話)】

Onegai Teacher! / Please Teacher! (OAV)

なるほど、地上波じゃオンエアできん内容だ

本編12話では曖昧にされていた性交渉がストレートに描かれている。それも人生を変えるような一大イベントではなく、愛しあう者たちの楽しみ(悦び)としてのセックスだ。アダルト作品を見慣れた私にとっても、これはちょっと新鮮だった。

みずほ先生の母(はつほ)が素敵すぎる。この女性だけ生粋の宇宙人なんだけど、どんな世界を教えてくれるんだろう。妄想は膨らむばかりだ。

本編は本編で終わっているし、テレビの放送規制からも解放されて、自由気ままにキャラを描いている。
こういう番外編もいいね。

戦闘妖精雪風 【OVA全5話】

Battle Fairy Yukikaze

異常事態でもまったく説明しないアニメ

神林長平の小説は会話は多いものの、説明(描写)は少ない。だからテンポよく読めるんだけど、アニメ版はその対極にある。つまり描写ばっかりで会話が少ないのだ。おかげで、なにが起こっているか、どう考えているか、さっぱりわからない。

画面から読み取るにも限界がある。
そもそも地球の厄介者がFAFに集まっていることや、ブーメラン隊の役割といった根本的な説明が欠けているから、世界観がわからない。キャラはときおり、らしくない行動をとるし、シーンの時間も飛ぶ。さらに空間もぶっ飛ぶ。それでも説明しない。これじゃ楽しめっこない。

ストーリーは駄目だが、描写はピカイチだった。戦闘シーンは大迫力だし、JAMやフェアリィ空間もよく描けている。それだけに惜しい。じつに惜しい。

惜しまれてならない。

ふたりエッチ 【第1期・全2話】

Futari Ecchi 1st Season

どうにも中途半端なアニメ化

原作漫画はちらちら読んでいたけど、アニメ化してるとは知らなかった。再生してみると、絵はきれいだし、よく動くし、声優さんも熱演しているのだが、エロもストーリーも薄味すぎる。ウンチク(レッスン要素)もない。
原作は「これはただのHマンガではありません」と言われているが、アニメはただのHアニメにすらなってない。

漫画のときは気にならなかったが、アニメになるとキャラの印象が変わるな。ぼんやり優良は愛らしくていいが、妄想癖のある真には違和感があって、どうにも好きになれない。優良の妹、梨香もうざい。

原作の持ち味をうまくアニメ化できなかったようだ。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 【第1期・全26話】

Ghost in the Shell: Stand Alone Complex

久しぶりにどっぷりハマッたアニメ

深夜アニメが乱発し、その質的低下と均一化にうんざりしていた頃、本作に遭遇した。衝撃だった。最新の技術とセンスを駆使したアニメがこんなにおもしろいとは!

漫画版やアニメ版、あるいは過去の作品に寄りかかることなく、独自の世界観(近未来の社会イメージ)を構築している。そのかたわら、原作へのオマージュを散りばめるといった心配りもにくい。ストーリーは練り込まれていて、明瞭な“答え”を出さない終わり方も印象的だ。シリーズの根幹をなす「笑い男」事件は難解だけど、その難解さを逆手に取った演出もおもしろかった。

アニメの潜在力を再確認できたシリーズだった。
本作に出会わなかったら、私は今以上にアニメを見ていなかっただろうね。

R.O.D -READ OR DIE- 【全3話】

R.O.D -READ OR DIE-

読子という女を、ねちっこく描いたOVA

映像のテンポはいいけど、ストーリーとして見るべき点はない。要するに本作は、読子というキャラをねちっこく描くために作られたのだ。
天然ボケ、眼鏡、長い髪、長いスカート、巨乳、ビルを借り切るほどのビブリオマニア(書痴、蔵書狂)、自堕落、それでいて特殊な能力があって、英国の秘密工作員……。
その描き方は妙にリアルで、体温を感じさせる。これまでなかった女性キャラだ。

そんな読子が好きなら、すべてOK。
駄目なら、ぜんぜん楽しめないだろうな。

エクスドライバー 【OVA全6話】

eX-D

キャラの魅力がいまいちわからん

自分で運転する車を「レシプロカー」と呼ぶ世界観はおもしろい。しかし暴走車を取り締まるエクスドライバーが、少年少女で構成される理由がわからない。特殊な事情があるのかと期待してみていたが、放置されてしまった。ここでリアリティが吹っ飛んでる。

3人組のキャラがうまく噛み合っていない。理沙と走一のカップリングは、どちらもお子様で応援しづらい。年齢の低さと、状況の特殊さが、キャラを薄っぺらくしている。

やりたい雰囲気はわかるけど、ドラマとしての完成度は今ひとつだった。

天使禁猟区 【全3話】

Angel Sanctuary

みんな目の前のことしか見えないのね

日本で1,000万部を突破し、海外でも高く評価された少女コミックのアニメ化・・・なんだよね? 原作を読んでないせいか、おもしろさがわからない。実の妹を愛する高校生・無道刹那は、堕天使アレクシエルの魂を内包している・・・。この設定だけでおなかいっぱいだ。

どえらい階級の天使が出てくるわりには、動機がちゃちすぎて泣ける。成田空港で告白したり、日本刀を振り回したりとか、実際の現場を想像すると腰骨が抜ける。東京を吹っ飛ばしておいて、夢を見て、「戦わなければならない」って、どういう結論なんだろう?
原作を読むと理解できるのかな?

中学生くらいに見ていたら熱中できたのだろうか?
なんだか感性の違いにショックを受けているよ。

AMON デビルマン黙示録

Amon: The Apocalypse of Devilman

突然はじまって、突然終わるデビルマン

私は原作コミックを読んでないので、状況がさっぱり掴めなかった。OVAデビルマン(全2巻)より後だが、直接は連続しない。かといってラストも描かれない。前後不明の中ボス戦のみ。非常に不親切なアニメだ。

しかし内容は濃い。そしてグロい。内蔵を見せないグロ表現ではトップレベルだ。戦い方も強烈で、「ビームでどっかん!」ではなく「とっつかまえて顔面を連打! ひたすら連打!」である。細かな描き込みには執念さえ感じる。
「人間であることは捨てたが、人間の心は捨ててない!」と不動明は叫ぶが、周囲の人間はとっくに心を捨ててるし、そもそも人間がどれほど残っているのか。こんな状況じゃ、発狂しない方が狂ってる。すさまじい展開だ。

1時間30分はあっという間に終わる。喉が渇き、手に汗握るほど濃密な作品だった。難解で不親切、子どもには見せられない。しかしこの調子で、最初から最後まで作ってほしいと思うよ。

フリクリ 【全6話】

FLCL

スパイスを食べるような料理のような

「考えちゃ駄目だ」とよく言われるが、思考は停められない。おもしろければなおのこと。ハデで、前衛的な映像のかげで、少年や少女の細やかな心象が描かれている。その意味をつかもうと頭を使うが、糸が切れていたり、消えているので、消化不良になる。
実験的表現やパロディギャグもいいけど、もうちょっと本筋を描いてほしかった。ニナモリの変化やマミ美の放火癖、あるいは所々で言及されていたSF要素など、気になることは多い。

しかし肉(本筋)よりスパイス(変わった表現)が主体の作品だから、あれこれ求めるのは間違っているかもし