終わりよければ、すべてよし
どんどん勢力図が変わっていくのがコードギアスの魅力だけど、終盤の展開はいくらなんでも早すぎる。とりわけ黒の騎士団(と超合衆国)が、ゼロを切り捨てたのは合点がいかない。
カレンはなにを怒っているのか? 扇はなんの負い目もないのか? 神楽耶や星刻はどう認識しているのか? ナナリーの心変わりも唐突すぎる。シュナイゼルは「口車のギアス」を持っているにちがいないと、本気で考えたよ。
投げっぱなしの謎はないけど、描写が足りない。ゼロ放逐までが第2期で、それ以降は第3期に分割できるボリュームだったね。
しかし最終回は盛り上がった。
悪が栄えた試しを作らず、それでいてファンには死んでないと思わせる余地を残す。にくい演出だ。いろいろ思うところはあったけど、オレンジがオレンジを作っている写真を見て、すべてを許す気になれた。
終わってしまえばアッケナイ。毎週日曜日の楽しみを失って、私は本作の大きさを知った。知恵の1号(ルル)と力の2号(スザク)によって、V3ができないものかね。