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[レビュー1903年10月17日に発表された 

不思議の国のアリス (サイレント映画)

Alice in Wonderland

不思議な8分間

『不思議の国のアリス』で最古の映画作品。著作権が失効してるので、動画サイトなどで視聴できる。わずか8分で、白黒で、セリフがなく、撮影技術も拙いが、アリスの映画だとわかる。音楽の効果もあいまって、不思議な気持ちにひたれる。

ウサギの穴に落ちるシーンは最初の見せ場だが、そんな映像は撮影できないから、地面の穴に入ることで表現している。けっこう新鮮。薬を飲んで身体が大きくなるシーンも原始的な特撮だが、神秘的に見えてしまう。公爵夫人の家で赤ん坊を渡され、お茶会に出て、トランプたちの行進を見る。トランプの前掛けをつけた子どもたちの大群はシュールだった。なんだか夢に出てきそう。

どのくらいの予算と期間で撮影されたのだろう? いろんな工夫が詰まっていて、映画の可能性を感じさせる作品だった。

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