End of Zoe (BIOHAZARD 7 DLC)(PC) End of Zoe (RESIDENT EVIL 7 biohazard DLC)

2017年 ゲーム 2ツ星 モンスター @CAPCOM

シーズンパスの対象外!

「Banned Footage」の第3弾だと思っていたが、1,500円もする(2017年12月)。しかもシーズンパスに含まれない。私の金銭感覚だと、驚くほど強気の価格設定だ。

しかもツマラナイ。本編で説明なく死んだゾイが、じつはまだ生きていて、ジャックの兄(ゾイの伯父)・ジョーが救出するというストーリー。取ってつけたような完結編。ジョーは、ジャックと同じくらい粗暴で偏屈。ゾイを救出していた特殊部隊(アンブレラ)の隊員を締め上げ、間接的に死に至らしめ、勝手に行動する。唯一の行動原理は「家族」だが、バケモノになったジャックは切り捨てる。なんなんだコイツは。
ゾイは美しく結晶化し、美しく復活する。イーサンは約束を果たし、めでたしめでたし。ヨカッタネー。
本編でイーサンが見た「死後の世界」は、ぜんぜん死後の世界じゃなかった。イーサン自身もゾイの生存を確信していたから、もう、なにがなんだか。

本作はパンチ攻略が主体となる。唐突に出てきた強化パーツを腕に装着。「チャージします」「チャージ完了」「ガツンッ!」「ドガンッ!」と、バケモノたちを殴り飛ばす。爽快といえば爽快だが、「バイオハザード7」のDLCでやることか? DLCはDLC、いちいち新しいシステムを開発しなくていいから、もっと安く、もっと多く出してほしい。いろんなシステムを試すなら、本編のイーサンに追加装備を与え、同じマップを攻略すればいいのに。

個人的には、イーサンを主人公にしてほしかった。ゾイを救出すべく特殊部隊を案内するが、モールデッドに襲われて仲間は全滅。強化パーツを装着し、ふたたび悪夢の屋敷に突入する。感情移入できないジョーを追加するより、ずっとシンプルなのにね。



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